待機運用の概要について説明します。
運用手順の詳細は、「F.3 待機運用の詳細」を参照してください。
図F.4 待機運用の説明図
運用側装置で、acnas backupコマンドまたはWebコンソールからNASボリュームをバックアップします。
待機側装置のNASバックアップボリュームにRECによるコピーをします。
待機側装置で、acnas restoreコマンドまたはWebコンソールからNASボリュームをリストアします。
運用側装置で故障や障害が発生した場合、待機側装置のNASボリュームを使用してNAS運用を継続します。
注意
待機側装置のNASバックアップボリュームがマウントされているときに、本ボリュームへのRECを実行しないでください。RECを実行した場合、待機側装置のNAS環境が破壊されることがあります。