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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 16.6 運用ガイド Copy Control Module編
FUJITSU Storage

F.1.3 待機運用の概要

待機運用の概要について説明します。

運用手順の詳細は、「F.3 待機運用の詳細」を参照してください。

図F.4 待機運用の説明図

  1. 運用側装置で、acnas backupコマンドまたはWebコンソールからNASボリュームをバックアップします。

  2. 待機側装置のNASバックアップボリュームにRECによるコピーをします。

  3. 待機側装置で、acnas restoreコマンドまたはWebコンソールからNASボリュームをリストアします。

運用側装置で故障や障害が発生した場合、待機側装置のNASボリュームを使用してNAS運用を継続します。

注意

待機側装置のNASバックアップボリュームがマウントされているときに、本ボリュームへのRECを実行しないでください。RECを実行した場合、待機側装置のNAS環境が破壊されることがあります。