データ保護運用について説明します。
バックアップ概要
バックアップ手順の概要を説明します。
バックアップ手順の詳細は、「F.2 データ保護運用の詳細」を参照してください。
図F.1 バックアップの説明図
運用側装置で、acnas backupコマンドまたはWebコンソールからNASボリュームをバックアップします。
バックアップ側装置のREC先ボリュームにRECによるコピーをします。
REC先ボリュームからバックアップボリュームへQuickOPCによるコピーをします。
リストア概要
リストア手順の概要を説明します。
リストア手順の詳細は、「F.2 データ保護運用の詳細」を参照してください。
運用側装置のNASバックアップボリュームとバックアップ側装置のREC先ボリュームの間にRECセッションが存在する場合
図F.2 リストアの説明図
バックアップ側装置において、バックアップボリュームから逆方向のQuickOPCでREC先ボリュームにデータをコピーします。
REC先ボリュームから運用側装置のNASバックアップボリュームに逆方向のRECによるコピーで復旧します。
運用側装置において、NASバックアップボリュームからNASボリュームへデータをリストアします。
運用側装置のNASバックアップボリュームとバックアップ側装置のREC先ボリュームの間にRECセッションが存在しない場合
図F.3 リストアの説明図
バックアップ側装置のバックアップボリュームを運用側装置のNASバックアップボリュームへRECでコピーします。
運用側装置において、NASバックアップボリュームからNASボリュームへデータをリストアします。