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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 16.6 運用ガイド Copy Control Module編
FUJITSU Storage

F.1 概要

NAS運用環境において、ETERNUS ディスクアレイのREC機能およびAdvancedCopy Manager CCMが提供する機能を利用することで、NASボリュームの筐体間バックアップ/リストア運用を実現します。

以下の2通りの運用ができます。

運用方式

説明

データ保護運用

  • NASボリュームのデータをREC先装置のバックアップボリュームへ退避するための運用です。

  • 被災時は運用側装置を復旧し、REC先装置のバックアップボリュームからデータをリストアして運用を再開します。

待機運用

  • REC先装置のNASボリュームにデータをリストアし、REC先での運用継続を実現する運用です。

  • 被災時はREC先装置のNASボリュームを使用して運用を継続できます。

  • 本運用を行う場合、REC先装置にもNAS機能が搭載されている必要があります。