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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 16.6 運用ガイド Copy Control Module編
FUJITSU Storage

1.4 サポート機能

AdvancedCopy Manager CCMでは、以下のアドバンスト・コピー機能をサポートします。なお、コピーは、ETERNUS ディスクアレイの論理ボリューム単位で実行します。

表1.2 AdvancedCopy Manager CCMでサポートするアドバンスト・コピー機能

アドバンスト・コピー機能

AdvancedCopy Managerの
サポート範囲

AdvancedCopy Manager
CCMのサポート範囲

スナップショット型高速コピー

OPC

QuickOPC

SnapOPC

×

SnapOPC+

同期型高速コピー

EC

コピー方向の反転

コンカレントサスペンド機能

REC

コピー方向の反転

初期コピースキップ機能

コンカレントサスペンド機能

RECバッファーの情報表示/情報変更

○: サポートする機能、×: サポートしない機能

注意

AdvancedCopy ManagerとAdvancedCopy Manager CCMを併用する場合は、それぞれで使用する論理ボリュームが競合しないようにしてください。

参照

AdvancedCopy Manager CCMは、クラスタ環境で運用できます。
詳細は、『ETERNUS SF クラスタ適用ガイド』を参照してください。

Storage Cluster環境では、以下の機能をサポートします。用途に合わせて選択してください。

アドバンスト・コピー機能

TFOVから非TFOV

TFOVからTFOV

スナップショット型高速コピー

OPC

QuickOPC

SnapOPC

×

×

SnapOPC+

×

同期型高速コピー

EC

REC

×

○: サポートする機能
×: サポートしない機能

ポイント

  • TFOVから非TFOVへ筐体内コピーを行う場合、フェイルオーバまたはフェイルバックなどでTFOステータスが"Standby"になると、TFOVに対してリストアはできません。Storage Clusterコンティニュアスコピー機能は、フェイルオーバまたはフェイルバックしても、アドバンスト・コピーの継続およびリストアが可能です。そのため、Storage Clusterコンティニュアスコピー機能の利用を推奨します。
    TFOVから非TFOVへのアドバンスト・コピーは、一時的なバックアップなどに利用してください。

  • 筐体間コピーを行う場合は、TFOVから非TFOVへのRECを利用してください。

参照