AdvancedCopy Manager CCMでは、以下のアドバンスト・コピー機能をサポートします。なお、コピーは、ETERNUS ディスクアレイの論理ボリューム単位で実行します。
アドバンスト・コピー機能 | AdvancedCopy Managerの | AdvancedCopy Manager | ||
---|---|---|---|---|
スナップショット型高速コピー | OPC | ○ | ○ | |
QuickOPC | ○ | ○ | ||
SnapOPC | ○ | × | ||
SnapOPC+ | ○ | ○ | ||
同期型高速コピー | EC | コピー方向の反転 | ○ | ○ |
コンカレントサスペンド機能 | ○ | ○ | ||
REC | コピー方向の反転 | ○ | ○ | |
初期コピースキップ機能 | ○ | ○ | ||
コンカレントサスペンド機能 | ○ | ○ | ||
RECバッファーの情報表示/情報変更 | ○ | ○ |
○: サポートする機能、×: サポートしない機能
注意
AdvancedCopy ManagerとAdvancedCopy Manager CCMを併用する場合は、それぞれで使用する論理ボリュームが競合しないようにしてください。
参照
AdvancedCopy Manager CCMは、クラスタ環境で運用できます。
詳細は、『ETERNUS SF クラスタ適用ガイド』を参照してください。
Storage Cluster環境では、以下の機能をサポートします。用途に合わせて選択してください。
TFOVからStorage Cluster機能の対象となっていないボリューム(以降、“非TFOV”と略します)へのアドバンスト・コピー
Storage Clusterコンティニュアスコピー機能を利用したTFOVからTFOVへのアドバンスト・コピー
アドバンスト・コピー機能 | TFOVから非TFOV | TFOVからTFOV | |
---|---|---|---|
スナップショット型高速コピー | OPC | ○ | ○ |
QuickOPC | ○ | ○ | |
SnapOPC | × | × | |
SnapOPC+ | ○ | × | |
同期型高速コピー | EC | ○ | ○ |
REC | ○ | × |
○: サポートする機能
×: サポートしない機能
ポイント
TFOVから非TFOVへ筐体内コピーを行う場合、フェイルオーバまたはフェイルバックなどでTFOステータスが"Standby"になると、TFOVに対してリストアはできません。Storage Clusterコンティニュアスコピー機能は、フェイルオーバまたはフェイルバックしても、アドバンスト・コピーの継続およびリストアが可能です。そのため、Storage Clusterコンティニュアスコピー機能の利用を推奨します。
TFOVから非TFOVへのアドバンスト・コピーは、一時的なバックアップなどに利用してください。
筐体間コピーを行う場合は、TFOVから非TFOVへのRECを利用してください。
参照
TFOVから非TFOVへのアドバンスト・コピーによる運用方法は、「3.11 TFOVを使ったアドバンスト・コピーの運用」を参照してください。
Storage Clusterコンティニュアスコピー機能を利用した、TFOVからTFOVへのアドバンスト・コピーによる運用方法は、「3.12 Storage Clusterコンティニュアスコピー機能」を参照してください。