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Interstage Service Integrator V9.6.1 導入ガイド
FUJITSU Software

29.1.7 移行後の作業

移行が終了したあと、利用している機能に応じて以下の作業を行います。

退避した資材の復元

アプリケーションの移行

セキュリティの強化

定義の移行

旧バージョンのISI Studioで作成した定義を格納したワークスペースを、Java EEワークベンチに移行する必要があります。

Java EEワークベンチの起動ダイアログボックスの環境設定で、旧バージョンで作成した定義を格納したワークスペースを指定して、Java EEワークベンチを起動します。ワークスペースとその中に格納されているプロジェクトがJava EEワークベンチで利用可能となります。

ポイント

  • 移行後のワークスペースを一般ユーザで利用する場合は、以下の手順を実施したうえで、ワークスペースでの移行を行ってください。

    1. システム管理者が、旧バージョンで作成したワークスペースを一般ユーザが書き込み可能なフォルダにコピーします。

    2. コピーしたワークスペースに対して、ISI Studioを利用する一般ユーザのアクセス許可として“変更”または“フルコントロール”を設定してください。

Formatmanagerクライアントのローカルデータベースのリストア

Formatmanagerクライアントを使用している場合、“29.1.2 準備”でバックアップしたデータベースをリストアしてください。また、リストア前に必要に応じてデータベースを作成してください。データベースの作成については、“ISI Studio ヘルプ”の“定義を操作する”の“ISIプロジェクトのプロパティを設定する”を参照してください。

旧バージョンの変換テーブルは使用できません。リストア後は“変換テーブル生成”を実行して、変換テーブルを再生成してください。
Formatmanagerクライアントは、以下の旧バージョンから移行できます。なお、ログインパスワードは初期状態に戻りますので、必要に応じて修正してください。

リストア方法については“ISI Formatmanagerクライアント(FEDIT/FL-TABLE)ヘルプ”の“変換定義DBリストア”を参照してください。

ポイント

  • 移行後、Formatmanagerクライアントを一般ユーザで利用する場合は、データベースの格納先フォルダにFormatmanagerクライアントを利用するユーザのアクセス許可として“変更”または“フルコントロール”を設定してください。データベースの格納先の設定については、“ISI Studio ヘルプ”の“定義を操作する”の“ISIプロジェクトのプロパティを設定する”を参照してください。