キュー間転送機能のセットアップ後、以下の作業を行ってください。
キュー間転送の登録
CORBAサービスへキュー間転送機能を登録します。
各サーバで、以下のコマンドを1回だけ実行します。
注意
キュー間転送の登録は、初回登録時だけ実行してください。
mqdnsgwinit_ns.sh ホストID ホスト名 8002 EUC
mqdnsgwinit_ns.sh ホストID ホスト名 8002
ホストIDやホスト名は、esiqctdispdefコマンドで表示できます。
esiqctdispdefコマンドは、esiqctgetdefsetコマンドでキュー間転送定義セットを作成したあと、実行してください。
esiqctdispdefコマンドの詳細は、“ISI リファレンス”を参照してください。
キュー間転送定義の反映
各サーバで、キュー間転送定義の反映に必要な環境変数を設定します。
Bシェルの場合
. /opt/FJSVesi/bin/esienv.sh
Cシェルの場合
source /opt/FJSVesi/bin/esienv.csh
各サーバで、以下のコマンドを実行し、キュー間転送を起動します。
キュー間転送用のMQDシステム名は、JMS-R環境セットアップ定義ファイルの「QCTMQDSystemName」で指定します。デフォルトは、「MQDESI01」です。
JMS-R環境セットアップ定義ファイルについては、“表19.1 JMS-R環境セットアップ定義ファイルの内容”を参照してください。
注意
クラスタシステムでセットアップする場合、キュー間転送定義の反映は、どちらか一方のノードで実施してください。
クラスタシステムの場合、キュー間転送定義はノード間で共通の情報となります。
両方のノードで実施した場合、後に実施したノードでは二重登録などの理由によりエラーとなります。
以下のコマンドを実行します。
初めて定義を登録する場合
mqdstrsvc -s キュー間転送用のMQDシステム名 -n nsgw mqdstpsvc -s キュー間転送用のMQDシステム名 nsgw ……(注1)
注1):クラスタシステム以外の場合、mqdstpsvcコマンドの実行は不要です。
定義を更新する場合
mqdstrsvc -s キュー間転送用のMQDシステム名 nsgw mqdstpsvc -s キュー間転送用のMQDシステム名 nsgw mqdstrsvc -s キュー間転送用のMQDシステム名 -n nsgw mqdstpsvc -s キュー間転送用のMQDシステム名 nsgw ……(注1)
注1):クラスタシステム以外の場合、mqdstpsvcコマンドの実行は不要です。
サービスエンドポイント定義の登録
キュー間転送で使用するサービスエンドポイント定義を対向側マシンとISIサーバに登録します。
対向側マシンとISIサーバ間のキュー間転送を行う場合
サービスエンドポイント定義のインポート機能を利用して、ISIサーバに登録したサービスエンドポイント定義を対向側マシンに登録してください。
ISIサーバとISIサーバ間のキュー間転送を行う場合
両方のISIサーバに同じサービスエンドポイント定義を登録します。ISI Studioを使用して、キュー間転送で使用するサービスエンドポイント定義をそれぞれのサーバに登録してください。
キュー間転送で使用するサービスエンドポイント定義の例は、“ISI アプリケーション開発ガイド”を参照してください。
注意
対向側マシンとISIサーバに同じサービスエンドポイント定義を登録してください。