パフォーマンスデータ収集に収集開始、停止等の操作入力や収集したパフォーマンスデータを視覚化する機能です。
操作方法
コンソール機能は、インストールされたJDKに付属しているjconsoleを起動する際、提供するモジュール(fjconsole.jar)をプラグインとして指定することにより、jconsole内に画面が追加され使用できるようになります。
次の順番で操作を行います。
jconsoleの起動
監視対象のコンテナへの接続
Java監視機能の操作
接続解除
jconsoleの終了
注意事項
Java監視機能は、複数のコンソールから同じJavaプロセスに接続しないでください。
複数のコンソール間で操作を共用することにより、コンソール間で想定した測定とは異なる監視を行ってしまう場合があります(たとえば、VMオプションの設定でAコンソールからはONにしたのに、BコンソールからはOFFにしてしまうような、操作の矛盾がでてしまうことです)。
コンソールとコンテナは、一対一で接続してください。
複数のパフォーマンスデータを同時に採取する操作をしないでください。
あるパフォーマンスデータを採取中(たとえば、メソッドサンプリング)、別のパフォーマンスデータの採取(たとえば、オブジェクトヒストグラム)を行う操作はしないでください。
相互に影響して、正しいパフォーマンスデータの取得ができない場合があります。
Java監視機能で監視できるアプリケーション。
Java監視機能で監視できるアプリケーションは、Java SE 7 で動作するアプリケーションです。
Java監視機能を終了しても、それまでに操作した状態は変更されません(終了時に元へ戻しません)。
そのため、監視対象のアプリケーションを起動するときに設定していたオプションと、Java監視機能を終了させた時のオプションが、異なる状態を示す場合があります。
Java監視機能は、Interstage Studioと同時に使用することはできません。
その他の注意事項については“A.4.6 jconsole使用時の注意事項”を参照してください。