Java監視機能を使用するには、JDKのインストールが必要です。
本機能は、JDK/JRE 8には提供していません。
JDK/JRE 8で、富士通が拡張したJava監視機能に相当する代替機能を利用するには、以下のドキュメントを参照してください。
「移行ガイド」の「Interstage運用操作、環境の移行」の「JDK/JRE、Javaツールの変更内容」の「JDK/JRE 8におけるJava監視機能について」
Java監視機能は、アプリケーションサーバ上で現在動作中のアプリケーション(※1)のJava VM(JVM)に関するパフォーマンスデータを収集、表示する機能です。
Java監視機能の利用者に対し、次の2つの機能を提供します。
パフォーマンスデータ収集開始、停止等の操作入力
収集したパフォーマンスデータを視覚化
本機能は、Java SEで提供されるjconsoleと、富士通が拡張したjconsoleプラグインとで構成されます。
※1:Java監視機能が監視できるサーバ上のアプリケーションは、次の条件を満たすものです。
Java SE 7 のJava VMにより動作
収集可能なパフォーマンスデータについて
Java監視機能により収集できるパフォーマンスデータは、次のものです。
データ名 | データの概要 |
---|---|
メソッドサンプリング | 一定の間隔で、メソッドの実行情報(どのメソッドが実行されているか)を示します。 |
オブジェクトヒストグラム | Javaオブジェクトの使用状況を任意の二点間の差分にて示します。 |
ヒープダンプ | 現在のヒープダンプ(ヒープイメージ)を示します。 |
GC情報 | Java VMのオプションを変更します。
Java VMのオプションの変更をJava監視機能の画面上より操作することができます。 |