Java VM(JVM)に関するパフォーマンスデータを収集します。
操作方法
パフォーマンスデータを収集するには、Javaプロセスの起動時にオプションを設定します。
パフォーマンスデータを収集するには、次のクラスパス、JVMオプションとシステムプロパティを追加してください。
項目 | 値 | ||
---|---|---|---|
追加するクラスパス | Windowsの場合 | 次のどちらかの値
| |
Oracle SolarisまたはLinuxの場合 | 次のどちらかの値
| ||
追加するJVMオプション | -agentlib:fjprof | ||
追加するシステムプロパティ | ローカル環境のアプリケーションのパフォーマンスデータを収集する場合 |
| |
リモート環境のアプリケーションのパフォーマンスデータを収集する場合 |
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コマンドラインで指定する例を示します(実際は改行せず、1行のコマンドとして実行してください)。
java |
注意
システムプロパティcom.sun.management.jmxremote.authenticateをtrueに設定した場合、コンソール機能から接続する際に、パスワード認証が必要になります。
また、システムプロパティcom.sun.management.jmxremote.sslをtrueに設定した場合、コンソール機能との通信にSSLが使用されます。
外部のネットワークと分離された安全な環境を除いて、コンソール機能との通信にはSSLの使用を推奨します。
これらのシステムプロパティの設定方法などについては、JDKドキュメントの「監視および管理」から「JMX を使用する監視と管理」を参照してください。これらのシステムプロパティの設定内容によっては、更にほかのシステムプロパティの指定が必要になることがあります。
Java監視機能で使用するポート番号の調べ方
Java監視機能で監視するJavaプロセスに接続するには、ポート番号を指定する必要があります。
ローカル環境で動作する、単独のJavaアプリケーションに接続する場合は、ポート番号を指定する必要はありません。
javaコマンドの起動時に指定した、com.sun.management.jmxremote.portシステムプロパティの値です。