サブシステム単位のリソースの割り当て量を定義します。割り当てられた値に従って、リソースの使用量が制限されます。対象となるサブシステムのcgroupに対して、以下の設定を行ってください。
なお、以前に下記の設定手順、または“4.5.2 データベースと合わせてリソースを制限する”が実施されているサブシステムについては、前に設定した定義を削除してから本手順を行ってください。定義を削除する手順については、“4.5.4.2 リソースの制限だけを終了する場合”を参照してください。
設定手順
CPU時間の相対的配分と物理メモリ使用量の最大値を指定して、cgname_add.shコマンドを実行します。
以下は、サブシステム番号1のcgroupに対して、CPU時間の相対的配分が3000、物理メモリ使用量の最大値が14G、業務名がgyoumu1を設定する場合の例になります。
# /opt/FJSVJMCMN/bin/cgname_add.sh -c 3000 -m 14G -sys 1 -n gyoumu1 |
Red Hat Enterprise Linux 6の場合、対象となるすべてのサブシステムの設定が完了した後、OSを再起動してください。