ディレクトリライブラリでは、以下のクラス/メソッドを提供します。
項番 クラス名称 |
クラス名
Swrba_Directory
メソッド一覧
メソッド | 意味 |
String make_directory(String hostname, String username, String password, String directoryname, String ostype, String execusername, String execpassword) | 指定したホストにディレクトリを作成します。 ディレクトリの作成に成功した場合、“Success”を返します。 ディレクトリの作成に失敗した場合、例外を返します。 |
String delete_directory(String hostname, String username, String password, String directoryname, String ostype, String execusername, String execpassword) | 指定したホストのディレクトリ内を再帰的に削除します。 ディレクトリの削除に成功した場合、“Success”を返します。 ディレクトリの削除に失敗した場合、例外を返します。 |
Integer return_code() | ディレクトリ作成または削除の結果の復帰値を返します。 |
入力情報
hostname ホスト名もしくはIPアドレスを指定します。
username ディレクトリを作成または削除するホストへSSHを利用して接続するユーザー名を指定します。
ファイル転送基盤を利用して接続する場合は、接続ユーザー名は以下のようになり 変更できません。このため、ユーザー名を指定しても無効になります。 ・業務サーバがWindowsの場合: システムユーザー
・業務サーバがLinuxの場合: root password ディレクトリを作成または削除するホストへSSHを利用して接続するユーザーのパスワードを 指定します。
ファイル転送基盤を利用して接続する場合は、パスワードを指定しても無効になります。
directoryname 作成または削除するディレクトリの名前を指定します。 ostype 対象となるホストのOS種別を指定します。
execusername ディレクトリを作成または削除するユーザー名を指定します。
hostnameに指定したホストがWindowsで、ファイル転送基盤を利用して接続する場合は、 システムユーザーで実行します。このため、ユーザー名を指定しても無効になります。 execpassword 本ライブラリではexecpasswordの値を使用しません。 execpasswordの値を指定した場合、無効となります。
注意事項
本ライブラリは、hostnameに管理サーバ以外の情報を入力した場合、ファイル転送基盤またはSSHを利用して動作を実現しています。少なくともどちらか片方では通信可能となるように設定してください。各通信方法の注意事項については、“3.17 各通信方法の注意事項”を参照してください。
接続ユーザーと実行ユーザーが異なる場合、“3.17.7 接続ユーザーと実行ユーザーが異なる場合の注意事項”を参照してください。
作成または削除するディレクトリ名には、半角英数字と以下の記号のみを利用してください。
利用可能な記号:“!”、“~”、“_”、“-”、“.”
各入力情報には、半角カナ文字および以下の記号は使用しないでください。半角カナ文字および以下の記号を使用すると、メソッドの実行に失敗する場合があります。
“~”、“£”、“―”、“∥”、“¢”、“¬”、“ ̄”、“¥”、“〃”
業務サーバにRBAエージェントが未導入の場合は、directorynameに日本語を指定すると操作結果は保証されません。日本語を指定する場合は業務サーバにRBAエージェントを導入してください。
格納場所
Windows | <インストールパス>\SWRBAM\rbaope\bin\parts\lib\ standard\swrba_file.rb |
Linux | /opt/FJSVswrbam/rbaope/bin/parts/lib/standard/swrba_file.rb |
クラス名
Swrba_Directory
メソッド一覧
メソッド | 意味 |
String change_directory_authority(String hostname, String username, String password, String directoryname, String ownerauthority, String groupauthority, String otherauthority, String ostype, String execusername, String execpassword) | 指定したホストに存在するディレクトリのアクセス権限を変更します。 ディレクトリのアクセス権限変更に成功した場合、"Success"を返します。 ディレクトリのアクセス権限変更に失敗した場合、例外を返します。 |
Integer return_code() | ディレクトリのアクセス権限変更の結果の復帰値を返します。 |
入力情報
hostname ホスト名もしくはIPアドレスを指定します。
username アクセス権限を変更するディレクトリが存在するホストへSSHを利用して接続するユーザー名を 指定します。
ファイル転送基盤を利用して接続する場合は、接続ユーザー名は以下のようになり 変更できません。このため、ユーザー名を指定しても無効になります。 ・業務サーバがWindowsの場合: システムユーザー
・業務サーバがLinuxの場合: root password アクセス権限を変更するディレクトリが存在するホストへSSHを利用して接続するユーザーの パスワードを指定します。
ファイル転送基盤を利用して接続する場合は、パスワードを指定しても無効になります。
directoryname アクセス権限を変更するディレクトリの名前を指定します。
ownerauthority 変更するディレクトリの所有者のアクセス権限内容を指定します。 実行権限(X)、読み込み(R)、書き込み(W)、すべての権限解除(C)を指定します。 OS種別がWindowsの環境に存在するディレクトリかつ、ファイル転送基盤を利用して ディレクトリのアクセス権限内容を変更する場合は、ディレクトリの属性が変更となります。
groupauthority 変更するディレクトリの所有グループのアクセス権限内容を指定します。 実行権限(X)、読み込み(R)、書き込み(W)、すべての権限解除(C)を指定します。 OS種別がWindowsの環境に存在するディレクトリのアクセス権限内容を変更する場合、 指定した内容は無効となります。
otherauthority 変更するディレクトリのその他のユーザーのアクセス権限内容を指定します。 実行権限(X)、読み込み(R)、書き込み(W)、すべての権限解除(C)を指定します。 OS種別がWindowsの環境に存在するディレクトリのアクセス権限内容を変更する場合、 指定した内容は無効となります。 ostype 対象となるホストのOS種別を指定します。
execusername アクセス権限を変更するユーザー名を指定します。
hostnameに指定したホストがWindowsで、ファイル転送基盤を利用して接続する場合は、 システムユーザーで実行します。このため、ユーザー名を指定しても無効になります。 execpassword 本ライブラリではexecpasswordの値を使用しません。 execpasswordの値を指定した場合、無効となります。
注意事項
本ライブラリは、hostnameに管理サーバ以外の情報を入力した場合、ファイル転送基盤またはSSHを利用して動作を実現しています。少なくともどちらか片方では通信可能となるように設定してください。各通信方法の注意事項については、“3.17 各通信方法の注意事項”を参照してください。
接続ユーザーと実行ユーザーが異なる場合、“3.17.7 接続ユーザーと実行ユーザーが異なる場合の注意事項”を参照してください。
アクセス権限を変更するディレクトリ名には、半角英数字と以下の記号のみを利用してください。
利用可能な記号:“!”、“~”、“_”、“-”、“.”
各入力情報には、半角カナ文字および以下の記号は使用しないでください。半角カナ文字および以下の記号を使用すると、メソッドの実行に失敗する場合があります。
“~”、“£”、“―”、“∥”、“¢”、“¬”、“ ̄”、“¥”、“〃”
業務サーバにRBAエージェントが未導入の場合は、directorynameに日本語を指定すると操作結果は保証されません。日本語を指定する場合は業務サーバにRBAエージェントを導入してください。
格納場所
Windows | <インストールパス>\SWRBAM\rbaope\bin\parts\lib\ standard\swrba_file.rb |
Linux | /opt/FJSVswrbam/rbaope/bin/parts/lib/standard/swrba_file.rb |
クラス名
Swrba_Directory
メソッド一覧
メソッド | 意味 |
String compress_directory(String hostname, String username, String password, String compfilename, String directoryname, String overwrite, String ostype, String execusername, String execpassword) | 指定したホストのディレクトリを圧縮します。 圧縮形式はzip形式です。 ディレクトリの圧縮に成功した場合、“Success”を返します。 ディレクトリの圧縮に失敗した場合、例外を返します。 |
Integer return_code() | ディレクトリ圧縮の結果の復帰値を返します。 |
入力情報
hostname ホスト名もしくはIPアドレスを指定します。
username ディレクトリを圧縮するホストへSSHを利用して接続するユーザー名を指定します。
ファイル転送基盤を利用して接続する場合は、接続ユーザー名は以下のようになり 変更できません。このため、ユーザー名を指定しても無効になります。 ・業務サーバがWindowsの場合: システムユーザー
・業務サーバがLinuxの場合: root password ディレクトリを圧縮するホストへSSHを利用して接続するユーザーのパスワードを指定します。
ファイル転送基盤を利用して接続する場合は、パスワードを指定しても無効になります。
compfilename 圧縮ファイルの名前を指定します。
directoryname 圧縮するディレクトリの名前を指定します。
overwrite 圧縮ファイルがすでに存在する場合に、上書きして作成するかどうかを指定します。 ostype 対象となるホストのOS種別を指定します。
execusername ディレクトリを圧縮するユーザー名を指定します。
hostnameに指定したホストがWindowsで、ファイル転送基盤を利用して接続する場合は、 システムユーザーで実行します。このため、ユーザー名を指定しても無効になります。 execpassword 本ライブラリではexecpasswordの値を使用しません。 execpasswordの値を指定した場合、無効となります。
注意事項
本ライブラリは、hostnameに管理サーバ以外の情報を入力した場合、ファイル転送基盤またはSSHを利用して動作を実現しています。少なくともどちらか片方では通信可能となるように設定してください。各通信方法の注意事項については、“3.17 各通信方法の注意事項”を参照してください。
接続ユーザーと実行ユーザーが異なる場合、“3.17.7 接続ユーザーと実行ユーザーが異なる場合の注意事項”を参照してください。
圧縮ファイル名および圧縮するディレクトリ名には、半角英数字と以下の記号のみを利用してください。
利用可能な記号:“!”、“~”、“_”、“-”、“.”
各入力情報には、半角カナ文字および以下の記号は使用しないでください。半角カナ文字および以下の記号を使用すると、メソッドの実行に失敗する場合があります。
“~”、“£”、“―”、“∥”、“¢”、“¬”、“ ̄”、“¥”、“〃”
業務サーバにRBAエージェントが未導入の場合は、directorynameおよびcompfilenameに日本語を指定すると操作結果は保証されません。日本語を指定する場合は業務サーバにRBAエージェントを導入してください。
格納場所
Windows | <インストールパス>\SWRBAM\rbaope\bin\parts\lib\ standard\swrba_file.rb |
Linux | /opt/FJSVswrbam/rbaope/bin/parts/lib/standard/swrba_file.rb |