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ServerView Resource Orchestrator V3.2.0 リリース情報
FUJITSU Software

2.3.9 V3.1.1/V3.1.1A(T007664LP-05/T007676WP-07)とV3.1.1/V3.1.1Aの非互換情報

ここでは、V3.1.1/V3.1.1A(T007664LP-05/T007676WP-07)とV3.1.1/V3.1.1Aの非互換情報について説明します。

2.3.9.1 ストレージプールへのディスクリソースの登録および移動について


変更内容

ストレージプールの属性により、以下の場合はストレージプールへのディスクリソースの登録および移動が実行できませんでした。

V3.1.1/V3.1.1A(T007664LP-05/T007676WP-07)では、上記の操作が可能になりました。


対処方法

プログラムなどからrcxadm pool registerコマンドまたはrcxadm pool moveコマンドを呼び出している場合、プログラムなどの対応が必要になる場合があります。

2.3.9.2 RORコンソールの[リソース]タブ、物理L-Serverのシステムイメージのリストア、および仮想L-Serverのスナップショットのリストアについて


変更内容

RORコンソールでL-Serverのリストアを行う際、現在のシステム情報が失われる旨の警告メッセージを表示します。


対処方法

RORコンソールの[リソース]タブで、L-Serverのリストアを行った際に表示されるダイアログに、現在のシステム情報が失われる旨の警告メッセージが表示されます。
表示される警告メッセージの内容を確認し、以下のチェックボックスにチェックを入れます。

2.3.9.3 メータリングログ出力コマンド(ctchg_getmeterlog)で出力されるリソース種類の追加


変更内容

メータリングログの出力対象リソースに仮想L-Serverのスナップショットを追加します。


影響

メータリングログ出力コマンド(ctchg_getmeterlog)を利用して出力するメータリングログのリソースの種類にスナップショットが追加されます。
スナップショットのメータリングログは、構成資源種別(resource_type)の項目の値が"snapshot"で出力されます。


対処方法

コマンドの出力結果をプログラムなどで解析している場合、追加された情報を読み飛ばすなどの対応が必要です。

2.3.9.4 EMC Symmetrix DMXストレージまたはEMC Symmetrix VMAXストレージのシン・デバイスに対応するディスクリソースの表示情報について

変更内容

EMC Symmetrix DMXストレージまたはEMC Symmetrix VMAXストレージのシン・デバイスに対応するディスクリソースの属性(ATTRIBUTES)を"Thin"と表示するように変更しました。

対処方法

rcxadm disk list -verboseコマンドまたはrcxadm disk showコマンドの出力結果をプログラムなどで解析している場合、プログラムなどで情報を読み替える対応が必要です。

2.3.9.5 ネットワークデバイスへの自動設定が失敗した場合について

変更内容

ネットワークデバイスへの自動設定失敗時のネットワークデバイスの挙動を以下のように変更しました。

対処方法

ネットワークデバイスへの自動設定失敗の対処後に、保守モードの解除の操作を行なってください。

2.3.9.6 ネットワークデバイスの保守モードの解除について

変更内容

ネットワークデバイスの装置状態が"unknown"の場合、保守モードは解除しないように変更しました。

対処方法

ネットワークデバイスの装置状態が"unknown"の場合、装置状態が"normal"になるように対処後、保守モード解除の操作を行ってください。

2.3.9.7 ネットワークデバイス監視時に出力するメッセージについて

変更内容

ネットワークデバイスの監視時に出力するメッセージを変更しました。

対処方法

他の監視製品において本製品が出力する当該メッセージの監視を行っている場合、監視対象のメッセージの変更が必要です。

また、お客様が作成しているシステムの運用ガイドに変更前のメッセージが記載されていた場合、運用ガイドを改版する必要があります。

2.3.9.8 仮想L-Server作成時に出力するメッセージについて

変更内容

以下の操作時に、複数のディスクを定義したL-Serverに対して、L-Serverの一部のディスクに割り当てるディスクリソースが存在しない場合に、出力されるメッセージおよび可変文字列を変更しました。

対処方法

他の監視製品において本製品が出力する当該メッセージの監視を行っている場合、監視対象のメッセージの変更が必要です。

また、お客様が作成しているシステムの運用ガイドに変更前のメッセージが記載されていた場合、運用ガイドを改版する必要があります。

2.3.9.9 L-Platform API "ListDisk"のレスポンスについて

変更内容

L-Platform API "ListDisk"のレスポンスに含まれるタグ名を変更しました。

対処方法

L-Platform API "ListDisk"のレスポンスを解析するプログラム等を作成されている場合、上記のタグ名の変更が影響しないかご確認ください。

2.3.9.10 スナップショットの課金情報の設定

変更内容

スナップショットの課金情報の設定方法について、以下のとおり変更します。

対処方法