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ServerView Resource Orchestrator V3.2.0 リリース情報
FUJITSU Software

2.3.8 V3.1.2とV3.1.1/V3.1.1A(T007664LP-05/T007676WP-07)の非互換情報

ここでは、V3.1.2とV3.1.1/V3.1.1A(T007664LP-05/T007676WP-07)の非互換情報について説明します。

2.3.8.1 アクセス権限カスタマイズコマンドについて

変更内容

以下のアクセス権限カスタマイズコマンドは利用できません。

対処方法

以下のロール操作コマンドを利用してください。

アクセス権限カスタマイズコマンドを実行した場合、以下のメッセージが出力され、処理は実行されません。

This command is no longer available.
Use the "rcxadm role" command instead.

2.3.8.2 RORコンソールの[申請一覧]タブ、[テナント]タブ、[利用料金]タブの表示について

変更内容

RORコンソールの[申請一覧]タブ、[テナント]タブ、および[利用料金]タブの表示について、以下のとおり変更します。

対処方法

2.3.8.3 イメージプールへのクローニングイメージの登録またはL-Serverからのクローニングイメージの採取について

変更内容

以下の操作で、すでにイメージプールに存在するクローニングイメージ(以降、イメージ)と同じ名前のイメージを登録できないように変更しました。

V3.1.1/V3.1.1A(T007664LP-05/T007676WP-07)の場合

イメージ種別(注1)が異なる同じ名前のイメージを、一つのイメージプールに登録しないように、マニュアルでの運用指導としていました。

注1) イメージ種別には、以下の3種類が存在します。

  • 物理L-Serverのイメージ

  • VMware、Hyper-V、OVM for x86 2.2、OVM for x86 3.x、Citrix Xen、Solarisゾーン、OVM for SPARCのイメージ

  • KVM、Xenのイメージ

そのため、その運用指導を守らずに、イメージ種別が異なる同じ名前のイメージを一つのイメージプールに登録した場合、以下の事象が発生していました。

  • リソースタブのリソース一覧で、異なるイメージ種別のイメージが、一つのイメージとして表示されます。

    たとえば、VMwareとKVMのイメージが一つのイメージとして表示されます。

  • コマンドでイメージを削除または移動した場合、ユーザーが意図したものと異なるイメージが削除または移動される場合があります。

V3.1.2の場合

イメージ種別が異なる同じ名前のイメージが、すでにイメージプールに存在していた場合、イメージ種別が異なる同じ名前のイメージを、新たにイメージプールへ登録できません。


対処方法

1つのイメージプールに、イメージ種別の異なる同じ名前のイメージが存在しないようにイメージプールの構成を変更してください。
RORコンソールを使用して、イメージプールを作成したあと、イメージを移動してください。


2.3.8.4 ネットワークデバイスの保守モードの切り替えについて

変更内容

ネットワークデバイスの保守モードの切り替えについて、以下のように、ネットワーク構成情報を用いた変更はできません。

V3.1.1/V3.1.1A(T007664LP-05/T007676WP-07)の場合

保守モードの切り替え操作による保守モードの切り替えができます。
ネットワーク構成情報を用いたネットワークデバイスの変更による保守モードの切り替えができます。

V3.1.2の場合

保守モードの切り替え操作による保守モードの切り替えができます。
ネットワーク構成情報を用いたネットワークデバイスの変更による保守モードの切り替えができません。


対処方法

保守モードに切り替える場合は、保守モードの切り替え操作を行ってください。
保守モードの切り替え操作については「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「22.1 保守モードの切替え」を参照してください。


2.3.8.5 [ソフトウェア詳細]ボタンの動作について

変更内容

[ソフトウェア詳細]ボタンをクリックした際、OS以外のソフトウェア情報が登録されていない場合、以前はソフトウェア情報が存在しない旨のメッセージが表示されていましたが、OSの情報が表示されるように変更しました。


対処方法

以前の動作に戻す場合には、以下の手順を実施してください。

  1. 設定ファイルをエディタで開きます。

    設定ファイルは、以下に格納されています。

    【Windowsマネージャー】

    インストールフォルダー\RCXCTMG\MyPortal\config\managerview_config.xml

    【Linuxマネージャー】

    /etc/opt/FJSVctmyp/config/managerview_config.xml
  2. 以下のキーと値を追加してください。

    キー名

    内容

    software-details-button-mode compatible

    互換モード

  3. ファイルを保存します。

  4. マネージャーを再起動します。

    マネージャーの再起動方法については、「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。


変更内容

L-Platformテンプレートのキーワード検索の検索結果を変更しました。

対処方法

L-Platformテンプレートの検索結果を区別したい場合は、大文字小文字の区別なしで一致しない検索キーワードを指定して、L-Platformテンプレートを登録してください。
また、英数字については全角半角の区別なしで一致しない検索キーワードを指定してください。