ここでは、V3.1.2(T009379LP-03/T009378WP-04)とV3.1.2(T009379LP-02/T009378WP-02)の非互換情報について説明します。
変更内容
メータリングログの出力対象リソースにIPアドレスを追加します。
影響
メータリングログ出力コマンド(ctchg_getmeterlog)を利用して出力するメータリングログのリソースの種類にIPアドレスが追加されます。
IPアドレスのメータリングログは、構成資源種別(resource_type)の項目の値が"ip_addr"で出力されます。
対処方法
コマンドの出力結果をプログラムなどで解析している場合、追加された情報を読み飛ばすなどの対応が必要です。
変更内容
NICの課金情報の設定方法を以下のように変更しました。
V3.1.2(T009379LP-02/T009378WP-02)の場合
NICの単価はテンプレートの商品の単価に含めて設定します。
V3.1.2(T009379LP-03/T009378WP-04)の場合
緊急修正の適用手順でNICの課金を有効にした場合、課金情報を設定する商品の種類(カテゴリー)にNICを追加します。
NICの単価はNICの商品として設定します。
対処方法
緊急修正の適用手順でNICの課金を有効にした場合
NICの商品に対して、NICの課金情報を設定してください。
NICの課金をしない場合は、NICの商品の単価を0に設定するか、またはNICの商品を定義しないでください。
緊急修正の適用手順でNICの課金を有効にしていない場合
非互換は発生しません。対処は不要です。
変更内容
以下のどちらかの条件を満たす場合、L-Pltaformの構成変更でサーバ名を変更すると、L-Serverの名前も変更されるようになりました。
「導入ガイド CE」の「9.5 リソース名の設定方式の設定」で、L-Serverの名前に"サーバ名"(設定方式番号:3)を設定している場合
「導入ガイド CE」の「9.5 リソース名の設定方式の設定」で、L-Serverの名前に"ホスト名"(設定方式番号:2)を設定している場合で、かつ、「導入ガイド CE」の「9.4 仮想サーバのホスト名設定」で、"サーバ名"(設定方式番号:2)を設定している場合。
影響
サーバ仮想化ソフトウェアがVMware以外の場合、L-Platformの構成変更において、停止中状態の場合だけサーバ名を変更できます。
1度のL-Platformの構成変更で、複数のサーバのサーバ名を変更する場合、他のサーバの変更前のサーバ名を、別のサーバに設定できません。
対処方法
サーバ仮想化ソフトウェアがVMware以外の場合、サーバを停止してからサーバ名を変更してください。
他のサーバの変更前のサーバ名を、別のサーバに設定する場合は、L-Platformの構成変更を複数回に分けて実施してください。
変更内容
オーバーコミット機能の設定が無効の場合、VMゲストに設定されるCPU予約値を以下のように変更しました。
V3.1.2(T009379LP-02/T009378WP-02)の場合
CPU性能に指定した値と同じ値
V3.1.2(T009379LP-03/T009378WP-04)の場合
0
影響
サーバ仮想化ソフトウェアでCPU予約値を参照した場合、配備したサーバは予約値が"0"と表示されます。
対処方法
対処は不要です。