ここでは、セグメント情報を記述するXMLドキュメントについて説明します。
ネットワークリソースの構成情報を記述したXMLドキュメントです。
セグメント1つに対して、1つのセグメント情報を作成し、登録します。
項目 (タグ) の説明については、「15.20.3.2 ファイルの詳細説明」を参照してください。
セグメント情報の雛形は、以下のフォルダーに格納されています。この雛形を参考に、インフラ管理者が作成する必要があります。
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\RCXCFMG\templates\networks\
【Linuxマネージャー】
/opt/FJSVcfmg/templates/networks/
セグメント情報 (XMLファイル) は以下の形式となっています。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?> <category version="2.0"> <ownerOrg>[テナント名]</ownerOrg> <ownerUser>[オーナー(ユーザー)]</ownerUser> <resourceId>[リソースID]</resourceId> <type>[ネットワーク種別]</type> <segmentType>[セグメント識別情報]</segmentType> </category>
以下にそれぞれの項目 (タグ) の説明および設定内容について示します。
この情報を参考にして、必要に応じてセグメント情報を修正してください。
タグ名 | 型 | 設定範囲 | 必須 | 説明 |
---|---|---|---|---|
category | - | 1個以上 | × | |
ownerOrg | string | 固定値 | ○ | ネットワークが所属するテナント名を指定します。"cfmgadm"固定です。 |
ownerUser | string | 固定値 | ○ | ネットワークを登録するユーザーのユーザーIDを指定します。"cfmgadm"固定です。 |
resourceId | string | 1~32Bytes | ○ | リソースIDを指定します。cfmg_listvnetコマンドで取得したネットワークリソースのリソースIDを指定します。 |
type | string | 選択 | ○ | ネットワーク種別を指定します。以下のどちらかを指定します。 |
segmentType | string | 0~32Bytes | △ | セグメントを識別するための任意の文字列(< > & " 'を除くASCII 最大32文字)を指定します。 |
必須欄の記号は、以下を意味しています。
○:タグを指定した場合は、必ず値を指定してください。
△:値は省略可能です。
×:値の設定は不要です。タグだけの指定です。