ページの先頭行へ戻る
Interstage List Creator V10.5.0 アプリケーション作成ガイド
FUJITSU Software

9.3 帳票出力サブルーチン

[機能]

帳票出力コマンドを起動します。コマンドの終了を待ち合わせるかどうかを指定できます。

[記述形式]

記述形式を示します。

パラメータのデータ定義
01    モード  PIC       X(1)
01    コマンドライン    PIC  X(4096)
呼び出しの記述
【Windows版】を使用する場合
CALL  "OAEXECCB"  WITH  STDCALL  USING  モード
                                        コマンドライン
【UNIX系OS版】を使用する場合
CALL  "OAEXECCB"  USING  モード
                         コマンドライン
[説明]

インタフェースについて説明します。

モード
【Windows版】を使用する場合

帳票出力コマンドの終了を待ち合わせる場合は「w」 または「W」 を指定します。

「w」 または「W」 以外が指定された場合は、帳票出力コマンドの起動に成功した時点でサブルーチンが復帰します。

【UNIX系OS版】を使用する場合

帳票出力コマンドの終了を待ち合わせる場合は「w」 または「W」 を指定します。

「w」 または「W」 以外が指定された場合は、プロセスの生成が行われた時点でサブルーチンが復帰します。この場合、プロセスの生成後に、帳票出力コマンドが起動に成功したかどうかは分かりません。

コマンドライン
【Windows版】を使用する場合

実行したい帳票出力コマンドのコマンドラインを指定します。

末尾の余った領域は、半角空白文字で埋めておく必要があります。

以下のコマンドのコマンドラインが指定できます。

⇒“4.1.2 prprintコマンド

⇒“4.1.3 prprintxコマンド

⇒“4.2.2 prputprtコマンド

⇒“4.3.2 prputexコマンド

⇒“4.4.2 prdsexecコマンド

以下のコマンドについては、オンラインマニュアル“旧機能編”を参照してください。

    ‐naviexecコマンド

    ‐prnaviコマンド

    ‐qryexecコマンド

    ‐prdbexecコマンド

    ‐prassortコマンド

【UNIX系OS版】を使用する場合

実行したい帳票出力コマンドのコマンドラインを指定します。

末尾の余った領域は、半角空白文字で埋めておく必要があります。

注意

  • コマンドラインに指定する文字には、特別な意味を持つ文字があります。特別な意味を持つ文字とその対処方法については、各コマンドの記述形式の注意事項を参照してください。

以下のコマンドのコマンドラインが指定できます。

⇒“4.1.2 prprintコマンド

⇒“4.1.3 prprintxコマンド

⇒“4.2.2 prputprtコマンド

⇒“4.3.2 prputexコマンド

⇒“4.4.2 prdsexecコマンド”(アプリケーションサーバがSolarisの場合のみ)

以下のコマンドについては、オンラインマニュアル“旧機能編”を参照してください。

    ‐naviexecコマンド(アプリケーションサーバがSolarisの場合のみ)

    ‐prnaviコマンド(アプリケーションサーバがSolarisの場合のみ)

[復帰値
【Windows版】を使用する場合

モードに「w」または「W」を指定した場合の復帰値を示します。

復帰値

意味

0

帳票出力コマンドが正常終了しました。

10000

コマンドラインの領域に文字列が指定されていません。

10001

帳票出力コマンドの起動に失敗しました。

10002

メモリ資源が不足したため、帳票出力コマンドを起動できませんでした。

10003~

上記以外のエラーが発生したため、帳票出力コマンドを起動できませんでした。

上記以外

帳票出力コマンドが異常終了しました。帳票出力コマンドの復帰値をそのまま返します。
(*1)

*1:各コマンドの復帰値の説明を参照してください。

モードに「w」または「W」を指定しない場合の復帰値を示します。

復帰値

意味

0

帳票出力コマンドの起動に成功しました。

10000

コマンドラインの領域に文字列が指定されていません。

10001

帳票出力コマンドの起動に失敗しました。

10002

メモリ資源が不足したため、帳票出力コマンドを起動できませんでした。

10003~

上記以外のエラーが発生したため、帳票出力コマンドを起動できませんでした。

【UNIX系OS版】を使用する場合

モードに「w」または「W」を指定した場合の復帰値を示します。

復帰値

意味

0

帳票出力コマンドが正常終了しました。

10000

コマンドラインの領域に文字列が指定されていません。

10001

帳票出力コマンドの起動に失敗しました。

10002

メモリ資源が不足したため、帳票出力コマンドを起動できませんでした。

10003~

上記以外のエラーが発生したため、帳票出力コマンドを起動できませんでした。

上記以外

帳票出力コマンドが異常終了しました。帳票出力コマンドの復帰値をそのまま返します。(*1)
ただし、コマンドがシグナルを受信して終了した場合は、コマンドの復帰値ではなくシグナル番号を返します。

*1:各コマンドの復帰値の説明を参照してください。

モードに「w」または「W」を指定しない場合の復帰値を示します。

復帰値

意味

0

プロセスの生成に成功しました。
存在しないコマンドを指定しても正常終了します。

10000

コマンドラインの領域に文字列が指定されていません。

10001

プロセスの生成に失敗しました。

10002

メモリ資源が不足したため、プロセスが生成できませんでした。

10003~

上記以外のエラーが発生したため、プロセスが生成できませんでした。