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Interstage List Creator V10.5.0 アプリケーション作成ガイド
FUJITSU Software

4.1.3 prprintxコマンド

4.1.3.1 [機能]

prprintコマンドのコマンドラインをデータファイル中に指定して帳票を出力します。

4.1.3.2 [記述形式]

以下に、コマンドの記述形式を示します。

[  ]は、省略できることを示します。

オプション1、オプション2、オプション3…には、prprintxコマンドのオプションを記述します。

prprintxコマンドのオプションで、「データファイル名」は省略できません。

prprintx      [ オプション1 ] [ オプション2 ] [ オプション3 ] …

コマンド指定時の留意事項

【Windows版】を使用する場合
【UNIX系OS版】を使用する場合

ファイル、ファイルの格納先の指定に関する留意事項

4.1.3.3 [オプション一覧]

以下に、prprintxコマンドのオプションの一覧を示します。

表4.2 prprintxコマンドのオプション一覧

分類

オプション

【オペレーティングシステム】
W:Windows
W64:Windows(x64)
S:Solaris
L:Linux
○:サポート
-:未サポート

W

W64

S

L

ユーザ資源情報に関するオプション

-indatacode

入力データの文字コード系

データファイル名

(*1)

*1:省略できません。

4.1.3.4 [説明]

prprintxコマンドのオプションについて説明します。

オプションは、使用するオペレーティングシステムによって機能範囲や留意事項などが異なる場合があります。オペレーティングシステムによって記載内容が異なる場合は、それぞれの場合に分けて説明します。

4.1.3.4.1 ユーザ資源情報に関するオプション
-indatacode 入力データの文字コード系

入力データの文字コード系を指定します。

SJIS:

Shift-JIS

UCS2LE:

UNICODE(UTF16リトルエンディアン)

UCS2BE:

UNICODE(UTF16ビッグエンディアン)

UTF8:

UNICODE(UTF8)

UTF32LE:

UNICODE(UTF32リトルエンディアン)

UTF32BE:

UNICODE(UTF32ビッグエンディアン)

省略すると、環境設定画面の[全般]タブで指定した文字コード系が有効になります。

注意

  • データファイル中のprprintコマンドのコマンドラインに-indatacodeオプションを指定しても無効になります。

  • 入力データ形式が「XML形式」の場合は、XMLファイルの文字コード系にはUNICODE(UTF8)またはShift-JISだけ指定可能です。このオプションには、XMLファイルのXML宣言で指定した文字コード系を指定してください。XMLファイル中の文字コード系の指定を省略した場合、このオプションで「UTF8」または環境設定で「UNICODE(UTF8)」を指定してください。


データファイル名

1行目にprprintコマンドのコマンドラインが記述されているデータファイル名を指定します。

このオプションは、必ず指定してください。

注意

  • データファイル中のprprintコマンドのコマンドラインに-fオプションを指定しても無効になります。

  • データファイル中のデータは、以下の文字コード系で記述してください。

    • 【Windows版】の場合

      -indatacodeオプション、または帳票出力サーバの環境設定画面の[全般]タブの文字コード系で指定した入力データの文字コード系

    • 【UNIX系OS版】の場合

      入力データ、環境変数LANG および環境変数OA_EUCTYPEで指定した文字コード系

  • データファイルの1行目にはprprintのコマンドラインを記述し、入力データは2行目から記述してください(空白行を記述しないでください)。

  • 入力データ形式が「XML形式」の場合も、1行目にprprintコマンドのコマンドラインを記述したデータファイルを作成してください。

4.1.3.5 [記述例]

prprintxコマンドの記述例については、以下を参照してください。

⇒“3.1.3 prprintxコマンドの記述例

4.1.3.6 [復帰値

以下に、prprintxコマンドの復帰値を示します。

Windows版】を使用する場合

データファイル中のprprintコマンドのコマンドラインに-jobwaitオプションを指定しない場合

復帰値

意味

0

正常終了

-1

異常終了

データファイル中のprprintコマンドのコマンドラインに-jobwaitオプションを指定した場合

復帰値

メッセージ

0

(帳票の出力が完了しました。メッセージは出力されません)

-101

スプールドキュメントが削除されました。

-102

スプールドキュメントが保留されました。

-103

出力装置がオフライン、またはストップ状態のため、帳票を出力することができませんでした。

-104

出力装置が用紙切れのため、帳票を出力することができませんでした。

-105

出力装置がエラー状態のため、帳票を出力することができませんでした。

-106

リモート出力装置へスプールドキュメントを転送中にエラーが発生しました。

-107

出力後保存中にエラーが発生しました。

-108

用紙交換メッセージ、または出力開始メッセージ応答待ち状態のため、出力完了待ち合わせが解除されました。

-1

(その他の異常が発生しました。その他のメッセージが表示されます)

UNIXOS版】を使用する場合

復帰値

意味

0

正常終了

0以外

異常終了

4.1.3.7 [注意