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Interstage List Creator V10.5.0 環境設定・帳票運用編
FUJITSU Software

8.3.3 コネクタ連携型

コネクタ連携型とは、帳票の生成処理を行うアプリケーションサーバと、帳票を出力する帳票出力サーバを別々のコンピュータに配置して、処理の負荷分散を行う形態です。

設計した帳票定義情報や帳票の出力時に必要な資源を、配置先コンピュータに配置します。

ここでは、配置先コンピュータは「アプリケーションサーバ」または「帳票出力サーバ」になります。

以下に、コネクタ連携型(アプリケーションサーバがUNIX系OSの場合)の資源の配置方法について説明します。

図8.9 帳票資源の配置方法(コネクタ連携型(アプリケーションサーバがUNIX系OSの場合))

以下に、帳票出力サーバのオペレーティングシステムの種類ごとに説明します。

8.3.3.1 帳票出力サーバがWindowsの場合

ここでは、アプリケーションサーバがUNIX系OSで、帳票出力サーバがWindowsの場合の資源の配置について、以下の順に説明します。

配置する資源

配置する資源は、“表8.1 準備する資源”を参照してください。

なお、資源の格納先は、ユーザアプリケーションなどで指定できます。

帳票資源の配置手順(アプリケーションサーバに帳票定義情報を配置する場合)

帳票定義情報をアプリケーションサーバ(UNIX系OS)上に配置する場合の配置手順、帳票資源の文字コードについて説明します。

=操作手順=
  1. 帳票資源の配置場所を決める

    1. 帳票定義情報を除く帳票資源をアプリケーションサーバに配置するか、帳票出力サーバに配置するかを決めます。
      ユーザアプリケーションとデータファイルは、必ずアプリケーションサーバに配置します。
      それ以外の資源は、あらかじめ帳票出力サーバに配置しておくこともできます。いつも決まったファイルを使用するのであれば、資源をアプリケーションサーバ側から転送しないで、帳票出力サーバに事前配置することができます。

      注意

      • 以下のファイルは、アプリケーションサーバから帳票出力サーバへ転送することができないため、必ず帳票出力サーバに配置してください。

        ・PDFメール配信時にメールに添付するファイル

        ・PDFメール配信時に使用するメールのテンプレートファイル

      • XBRLデータ対応/Navigator連携機能使用時は、帳票定義情報をアプリケーションサーバに配置してください。

      ポイント

      • テスト印刷を行う場合は、資源を帳票出力サーバに配置してください。
        テスト印刷の詳細については、以下を参照してください。

        ⇒“A.2.1 テストコマンド

  2. 帳票資源の文字コード系を統一する

    1. 帳票定義情報をアプリケーションサーバ(UNIX系OS)上に配置する場合、入力データに合わせて帳票定義情報の文字コード系を変換します。
      以下の表にしたがって、帳票を設計したWindows上でList Creatorの帳票コード変換機能を使用して、帳票定義情報を文字コード変換してください。

      帳票コード変換機能の詳細については、以下を参照してください。

      ⇒“8.4 帳票コード変換

    2. 同様に、ユーザアプリケーションの実行環境の文字コード系、情報ファイル、および組合せフォーム定義ファイルの文字コード系を統一します。

  3. 帳票格納ディレクトリを作成する

    1. 配置先コンピュータに帳票定義情報を格納するディレクトリを作成します。帳票を設計したコンピュータとディレクトリ名が異なっていても構いません。

      オーバレイを使用する場合は、配置先の帳票格納ディレクトリ配下にオーバレイ格納ディレクトリ(kol5)も作成します。

      なお、作成した帳票格納ディレクトリは、List Creatorの環境設定、または帳票出力時に指定してください。

      注意

      • 帳票定義情報をUNIX系OSに配置する場合、オーバレイファイル(拡張子「.ovd」のファイル)だけは、帳票格納ディレクトリ配下のオーバレイ格納ディレクトリ(kol5)配下に配置する必要があります。

  4. 帳票資源を配置する

    1. ユーザアプリケーションをアプリケーションサーバに配置します。

    2. 帳票定義情報を配置先コンピュータの帳票格納ディレクトリに配置(転送)します。

      オーバレイファイル(拡張子「.ovd」のファイル)は、帳票格納ディレクトリ配下のオーバレイ格納ディレクトリ(kol5)配下に配置します。

    3. データファイルを配置する場合は、アプリケーションサーバに配置(転送)します。

    4. 以下の帳票資源を使用する場合は、これらの資源も配置先コンピュータに配置(転送)します。

      • メディアデータファイル

      • 情報ファイル

      • PDFファイルに添付するファイル

      • PDFメール配信時のメールに添付するファイル

      • PDFメール配信時に使用するメールのテンプレートファイル

      • XBRL タクソノミー(帳票設計時に使用したもの)

      • XBRLインスタンス

      • ECM連携ファイル

      • 組合せフォーム定義ファイル

      • 項目属性切替え定義ファイル

      注意

      • メディアデータファイルをアプリケーションサーバ側に配置する場合は、帳票の出力時に、転送するメディアデータファイル名を必ずフルパスで指定してください。
        アプリケーションサーバから帳票出力サーバにファイルを転送する場合に、指定可能なファイルパス長については、以下を参照してください。

        ⇒“12.1 環境構築時、運用時の注意事項

帳票資源の配置手順(帳票出力サーバに帳票定義情報を配置する場合)

帳票定義情報を帳票出力サーバ(Windows)上に配置する場合の配置手順、帳票資源の文字コードについて説明します。

=操作手順=
  1. 帳票資源の配置場所を決める

    1. 帳票定義情報を除く帳票資源をアプリケーションサーバに配置するか、帳票出力サーバに配置するかを決めます。
      ユーザアプリケーションとデータファイルは、必ずアプリケーションサーバに配置します。
      それ以外の資源は、あらかじめ帳票出力サーバに配置しておくこともできます。いつも決まったファイルを使用するのであれば、資源をアプリケーションサーバ側から転送しないで、帳票出力サーバに事前配置することができます。

      注意

      • 以下のファイルは、アプリケーションサーバから帳票出力サーバへ転送することができないため、必ず帳票出力サーバに配置してください。

        ・PDFメール配信時にメールに添付するファイル

        ・PDFメール配信時に使用するメールのテンプレートファイル

      • XBRLデータ対応/Navigator連携機能使用時は、帳票定義情報をアプリケーションサーバに配置してください。

  2. 帳票資源の文字コード系を統一する

    1. ユーザアプリケーションの実行環境の文字コード系、情報ファイル、PDF メール配信時に使用するメールのテンプレートファイル、および組合せフォーム定義ファイルの文字コード系をShift-JISに統一します。

  3. 帳票格納ディレクトリを作成する

    1. 配置先コンピュータに帳票定義情報を格納するディレクトリを作成します。帳票を設計したコンピュータとディレクトリ名が異なっていても構いません。

      なお、作成した帳票格納ディレクトリは、List Creatorの環境設定、または帳票出力時に指定してください。

  4. 帳票資源を配置する

    1. ユーザアプリケーションをアプリケーションサーバに配置します。

    2. 帳票定義情報を配置先コンピュータの帳票格納ディレクトリに配置(転送)します。

    3. データファイルを配置する場合は、アプリケーションサーバに配置(転送)します。

    4. 以下の帳票資源を使用する場合は、これらの資源も配置先コンピュータに配置(転送)します。

      • メディアデータファイル

      • 情報ファイル

      • PDFファイルに添付するファイル

      • PDFメール配信時のメールに添付するファイル

      • PDFメール配信時に使用するメールのテンプレートファイル

      • XBRL タクソノミー(帳票設計時に使用したもの)

      • XBRLインスタンス

      • ECM連携ファイル

      • 組合せフォーム定義ファイル

      • 項目属性切替え定義ファイル

      注意

      • メディアデータファイルをアプリケーションサーバ側に配置する場合は、帳票の出力時に、転送するメディアデータファイル名を必ずフルパスで指定してください。
        アプリケーションサーバから帳票出力サーバにファイルを転送する場合に、指定可能なファイルパス長については、以下を参照してください。

        ⇒“12.1 環境構築時、運用時の注意事項

資源の扱い

以下に、帳票資源の扱いについて示します。

帳票資源をアプリケーションサーバに配置した場合(帳票資源を転送する場合)

資源は毎回必ず帳票出力サーバに転送され、帳票が生成・出力されます。

帳票資源を帳票出力サーバに資源を配置した場合(帳票を転送しない場合)

資源は転送されないため、帳票出力サーバ上に配置された資源を使用して、帳票が生成・出力されます。


また、転送対象の資源は、帳票出力インタフェース(コマンドの場合はオプションなど)の指定により、データを圧縮して転送することができます。

なお、資源をアプリケーションサーバ側から帳票出力サーバに転送した場合は、コネクタ連携時の作業用ディレクトリ配下に格納されます。

コネクタ連携時の作業用ディレクトリの詳細については、以下を参照してください。

⇒“12.1 環境構築時、運用時の注意事項

ポイント

  • 転送された資源は、帳票の出力後、作業用ディレクトリから削除されます。

8.3.3.2 帳票出力サーバがSolarisの場合

ここでは、アプリケーションサーバがUNIX系OSで、帳票出力サーバがSolarisの場合の資源の配置について、以下の順に説明します。

準備する資源

準備する資源は、“表8.1 準備する資源”を参照してください。

なお、資源の格納先は、ユーザアプリケーションなどで指定できます。

帳票資源の配置手順

以下に、資源を「アプリケーションサーバ」または「帳票出力サーバ」に配置する手順を示します。

=操作手順=
  1. 帳票資源の配置場所を決める

    1. どの資源をアプリケーションサーバに配置するか、帳票出力サーバに配置するかを決めます。
      ユーザアプリケーションとデータファイルは、必ずアプリケーションサーバに配置します。
      それ以外の資源は、あらかじめ帳票出力サーバに配置しておくこともできます。いつも決まったファイルを使用するのであれば、資源をアプリケーションサーバ側から転送しないで、帳票出力サーバに事前配置することができます。

      注意

      • プリンタにFM出力またはFNP出力する場合は、必ず帳票出力サーバ上に帳票定義情報を配置してください。

      • 以下のファイルは、アプリケーションサーバから帳票出力サーバへ転送することができないため、必ず帳票出力サーバに配置してください。

        ・PDFメール配信時にメールに添付するファイル

        ・PDFメール配信時に使用するメールのテンプレートファイル

      • XBRLデータ対応/Navigator連携機能使用時は、帳票定義情報をアプリケーションサーバに配置してください。

      ポイント

      • 帳票定義情報を帳票出力サーバに配置する場合は、実際に使用するプリンタで帳票様式のレイアウトをテスト印刷することができます。
        テスト印刷を行う場合は、資源を帳票出力サーバに配置してください。
        テスト印刷の詳細については、以下を参照してください。

        ⇒“A.2.1 テストコマンド

  2. 帳票資源の文字コード系を統一する

    1. 入力データに合わせて帳票定義情報の文字コード系を変換します。
      以下の表にしたがって、帳票を設計したWindows上で、List Creator の帳票コード変換機能を使用して、帳票定義情報を文字コード変換してください。

      帳票コード変換機能の詳細については、以下を参照してください。

      ⇒“8.4 帳票コード変換

    2. 同様に、ユーザアプリケーションの実行環境の文字コード系、情報ファイル、および組合せフォーム定義ファイルの文字コード系を統一します。

  3. 帳票格納ディレクトリを作成する

    1. 配置先コンピュータに帳票定義情報を格納するディレクトリを作成します。帳票を設計したコンピュータとディレクトリ名が異なっていても構いません。

      オーバレイを使用する場合は、配置先の帳票格納ディレクトリ配下にオーバレイ格納ディレクトリ(kol5)も作成します。

      なお、作成した帳票格納ディレクトリは、List Creatorの環境設定、または帳票出力時に指定してください。

      注意

      • 帳票定義情報をUNIX系OSに配置する場合、オーバレイファイル(拡張子「.ovd」のファイル)だけは、帳票格納ディレクトリ配下のオーバレイ格納ディレクトリ(kol5)配下に配置する必要があります。

  4. 帳票資源を配置する

    1. ユーザアプリケーションをアプリケーションサーバに配置します。

    2. 帳票定義情報を配置先コンピュータの帳票格納ディレクトリに配置(転送)します。

      オーバレイファイル(拡張子「.ovd」のファイル)は、帳票格納ディレクトリ配下のオーバレイ格納ディレクトリ(kol5)配下に配置します。

    3. データファイルを配置する場合は、アプリケーションサーバに配置(転送)します。

    4. 以下の帳票資源を使用する場合は、これらの資源も配置先コンピュータに配置(転送)します。

      • メディアデータファイル

      • 情報ファイル

      • PDFファイルに添付するファイル

      • PDFメール配信時のメールに添付するファイル

      • PDFメール配信時に使用するメールのテンプレートファイル

      • XBRL タクソノミー(帳票設計時に使用したもの)

      • XBRLインスタンス

      • 組合せフォーム定義ファイル

      • 項目属性切替え定義ファイル

      注意

      • メディアデータファイルをアプリケーションサーバ側に配置する場合は、帳票の出力時に、転送するメディアデータファイル名を必ずフルパスで指定してください。
        アプリケーションサーバから帳票出力サーバにファイルを転送する場合に、指定可能なファイルパス長については、以下を参照してください。

        ⇒“12.1 環境構築時、運用時の注意事項

資源の扱い

以下に、帳票資源の扱いについて示します。

帳票資源をアプリケーションサーバに配置した場合(帳票資源を転送する場合)

資源は毎回必ず帳票出力サーバに転送され、帳票が生成・出力されます。

帳票資源を帳票出力サーバに資源を配置した場合(帳票を転送しない場合)

資源は転送されないため、帳票出力サーバ上に配置された資源を使用して、帳票が生成・出力されます。


また、転送対象の資源は、帳票出力インタフェース(コマンドの場合はオプションなど)の指定により、データを圧縮して転送することができます。

なお、資源をアプリケーションサーバ側から帳票出力サーバに転送した場合は、コネクタ連携時の作業用ディレクトリ配下に格納されます。

コネクタ連携時の作業用ディレクトリの詳細については、以下を参照してください。

⇒“12.1 環境構築時、運用時の注意事項

ポイント

  • 転送された資源は、帳票の出力後、作業用ディレクトリから削除されます。

8.3.3.3 帳票出力サーバがLinuxの場合

ここでは、アプリケーションサーバがUNIX系OSで、帳票出力サーバがLinuxの場合の資源の配置について、以下の順に説明します。

準備する資源

準備する資源は、“表8.1 準備する資源”を参照してください。

なお、資源の格納先は、ユーザアプリケーションなどで指定できます。

帳票資源の配置手順

以下に、資源を「アプリケーションサーバ」または「帳票出力サーバ」に配置する手順を示します。

=操作手順=
  1. 帳票資源の配置場所を決める

    1. どの資源をアプリケーションサーバに配置するか、帳票出力サーバに配置するかを決めます。
      ユーザアプリケーションとデータファイルは、必ずアプリケーションサーバに配置します。
      それ以外の資源は、あらかじめ帳票出力サーバに配置しておくこともできます。いつも決まったファイルを使用するのであれば、資源をアプリケーションサーバ側から転送しないで、帳票出力サーバに事前配置することができます。

      注意

      • プリンタにFNP出力する場合は、必ず帳票出力サーバ上に帳票定義情報を配置してください。

      • 以下のファイルは、アプリケーションサーバから帳票出力サーバへ転送することができないため、必ず帳票出力サーバに配置してください。

        ・PDFメール配信時にメールに添付するファイル

        ・PDFメール配信時に使用するメールのテンプレートファイル

      ポイント

      • 帳票定義情報を帳票出力サーバに配置する場合は、実際に使用するプリンタで帳票様式のレイアウトをテスト印刷することができます。
        テスト印刷を行う場合は、資源を帳票出力サーバに配置してください。
        テスト印刷の詳細については、以下を参照してください。

        ⇒“A.2.1 テストコマンド

  2. 帳票資源の文字コード系を統一する

    1. 入力データに合わせて帳票定義情報の文字コード系を変換します。
      以下の表にしたがって、帳票を設計したWindows上で、List Creator の帳票コード変換機能を使用して、帳票定義情報を文字コード変換してください。

      帳票コード変換機能の詳細については、以下を参照してください。

      ⇒“8.4 帳票コード変換

    2. 同様に、ユーザアプリケーションの実行環境の文字コード系、情報ファイル、および組合せフォーム定義ファイルの文字コード系を統一します。

  3. 帳票格納ディレクトリを作成する

    1. 配置先コンピュータに帳票定義情報を格納するディレクトリを作成します。帳票を設計したコンピュータとディレクトリ名が異なっていても構いません。

      オーバレイを使用する場合は、配置先の帳票格納ディレクトリ配下にオーバレイ格納ディレクトリ(kol5)も作成します。

      なお、作成した帳票格納ディレクトリは、List Creatorの環境設定、または帳票出力時に指定してください。

      注意

      • 帳票定義情報をUNIX系OSに配置する場合、オーバレイファイル(拡張子「.ovd」のファイル)だけは、帳票格納ディレクトリ配下のオーバレイ格納ディレクトリ(kol5)配下に配置する必要があります。

  4. 帳票資源を配置する

    1. ユーザアプリケーションをアプリケーションサーバに配置します。

    2. 帳票定義情報を配置先コンピュータの帳票格納ディレクトリに配置(転送)します。

      オーバレイファイル(拡張子「.ovd」のファイル)は、帳票格納ディレクトリ配下のオーバレイ格納ディレクトリ(kol5)配下に配置します。

    3. データファイルを配置する場合は、アプリケーションサーバに配置(転送)します。

    4. 以下の帳票資源を使用する場合は、これらも配置先コンピュータに配置(転送)します。

      • メディアデータファイル

      • 情報ファイル

      • PDFファイルに添付するファイル

      • PDFメール配信時のメールに添付するファイル

      • PDFメール配信時に使用するメールのテンプレートファイル

      • 組合せフォーム定義ファイル

      • 項目属性切替え定義ファイル

      注意

      • メディアデータファイルをアプリケーションサーバ側に配置する場合は、帳票の出力時に、転送するメディアデータファイル名を必ずフルパスで指定してください。
        アプリケーションサーバから帳票出力サーバにファイルを転送する場合に、指定可能なファイルパス長については、以下を参照してください。

        ⇒“12.1 環境構築時、運用時の注意事項

資源の扱い

以下に、帳票資源の扱いについて示します。

帳票資源をアプリケーションサーバに配置した場合(帳票資源を転送する場合)

資源は毎回必ず帳票出力サーバに転送され、帳票が生成・出力されます。

帳票資源を帳票出力サーバに資源を配置した場合(帳票を転送しない場合)

資源は転送されないため、帳票出力サーバ上に配置された資源を使用して、帳票が生成・出力されます。


また、転送対象の資源は、帳票出力インタフェース(コマンドの場合はオプションなど)の指定により、データを圧縮して転送することができます。

なお、資源をアプリケーションサーバ側から帳票出力サーバに転送した場合は、コネクタ連携時の作業用ディレクトリ配下に格納されます。

コネクタ連携時の作業用ディレクトリの詳細については、以下を参照してください。

⇒“12.1 環境構築時、運用時の注意事項

ポイント

  • 転送された資源は、帳票の出力後、作業用ディレクトリから削除されます。