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Systemwalker Desktop Keeper 運用ガイド 管理者編
FUJITSU Software

1.2.6 ファイル持出しユーティリティ

ファイル持出しについて

CD-R/RWメディアまたはDVD-R/RWメディアへのファイル持出しについて
  • UNICODE固有文字(Shift JISに変換できない文字)が含まれるユーザー名でログインしている場合、CDまたはDVDメディアへの暗号化持出しは行えません。

  • 持出しユーティリティで、CD-R/RWまたはDVD-R/RWへファイルを持ち出せるOSは、以下のとおりです。ただし、使用するCD-R/RW機器またはDVD-R/RW機器がサポート対象としているOSに限られます。

    CD-R/RWへのファイル持出し

    • Windows® 7 Ultimate

    • Windows® 7 Enterprise

    • Windows® 7 Professional

    • Windows® 7 Home Premium

    • Windows Vista® Home Basic

    • Windows Vista® Home Premium

    • Windows Vista® Business

    • Windows Vista® Enterprise

    • Windows Vista® Ultimate

    • Windows® 8 Enterprise

    • Windows® 8 Pro

    • Windows® 8.1 Enterprise

    • Windows® 8.1 Pro

    • Windows® 10 Home

    • Windows® 10 Pro

    • Windows® 10 Enterprise

    • Windows® 10 Education

    DVD-R/RWへのファイル持出し

    • Windows® 7 Ultimate

    • Windows® 7 Enterprise

    • Windows® 7 Professional

    • Windows® 7 Home Premium

    • Windows Vista® Home Basic

    • Windows Vista® Home Premium

    • Windows Vista® Business

    • Windows Vista® Enterprise

    • Windows Vista® Ultimate

    • Windows® 8 Enterprise

    • Windows® 8 Pro

    • Windows® 8.1 Enterprise

    • Windows® 8.1 Pro

    • Windows® 10 Home

    • Windows® 10 Pro

    • Windows® 10 Enterprise

    • Windows® 10 Education

  • CD-R/RWメディアまたはDVD-R/RWメディアへのファイル持出し機能を使用する場合、事前にPCと使用するCD-R/RW機器やDVD-R/RW機器、およびメディアを使用して動作検証を行ったうえで運用してください。

  • DVD/CD持出し機能を使用する場合、ライティングソフト、パケットライトソフトがインストールされていると、持出しユーティリティでのDVD/CD書き込み機能が正常に動作しない可能性があります。持出しユーティリティでCD-R/RWまたはDVD-R/RWへ持出しを行う場合は、導入済みのライティングソフト、パケットライトソフトはアンインストールしてください。

  • 持出しユーティリティからDVD/CD書き込みを行う場合、省電力機能に対応していないため、常に電源オンの設定にしてください。システムスタンバイ、スリープ、休止状態になると、メディアが使用不可能になるなどの問題が発生する可能性があります。また、休止状態にした場合、書き込み完了メッセージが表示されますが、実際にはメディアへの書き込みは正常に行われていないことがあります。

  • DVD/CDデバイスを初めてPCに接続し、そのPCから接続したDVD/CDデバイスのCD-R/RWメディアまたはDVD-R/RWメディアへのファイル持出し機能を使用する場合は、一度OSを再起動してCD-R/RWメディアまたはDVD-R/RWメディアへのファイル持出し機能を使用してください。再起動しない場合は、CD-R/RWメディアまたはDVD-R/RWメディアへの書き込みが正常に動作しないことがあります。

  • 持出しユーティリティからの新規CD書き込み機能は、ストリーム書き込み方式でのCD書き込み機能を提供します(CDFS(Joliet方式)でのセッションアットワンス書き込み)。

    書き込めるファイル

    • ファイル名:最大64文字(半角・全角とも1文字)(拡張子を含む)

    • ディレクトリ名:最大64文字(半角・全角とも1文字)(拡張子を含む)

    • フルパス長:最大240バイト(フォルダの区切り文字は1バイト、ファイル・フォルダ名は1文字2バイトとしてカウント。ドライブレターは1文字2バイトでカウント(例:C:は4バイト))

  • 持出しユーティリティからのDVD/CD持出し機能は、ボリュームラベルを含む一切の情報が記録されていないブランクメディアだけ対象とします。

    ブランクメディアの定義

    • 購入直後の未フォーマットのCD-R、CD-RW、DVD-R、DVD-RWメディア

    • 一度書き込みを行い、持出しユーティリティによりCD-RW/DVD-RW消去を行ったCD-RWメディアまたはDVD-RWメディア

  • 以下のメディアにはファイル持出しができません。

    • パケットライト書き込みのために、ディスクをUDFフォーマットした場合(中にファイルがない場合を含む)

    • ストリーミング書き込みのために、ディスクをCDFSフォーマットした場合(中にファイルがない場合を含む)

  • 持出しユーティリティでのDVD/CD持出し機能が対象とするドライブの種別・接続方式・メディアは、以下のとおりです。

    • ドライブ接続方式
      ATAPI、 USB 1.1/2.0、 IEEE1394

    • メディア
      CD-R/RW(700MBまでサポート)、DVD-R/RW(4.7GBまでサポート)

    メディア別の、持出しユーティリティでの使用可否、持出し禁止可否については、以下のとおりです。

    持出しユーティリティ
    での操作/機能

    CD-R

    CD-RW

    DVD-R

    DVD-RW

    DVD-R DL
    (注1)

    DVD+R

    DVD+RW

    DVD+R DL
    (注2)

    DVD-RAM
    (注3)




    Windows Vista®

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    Windows® 7

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    Windows® 8

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    Windows® 10

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    Windows Vista®

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    Windows® 7

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    Windows® 8

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    Windows® 10

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    持出し禁止

    ○:可能です。
    ×:不可能です。
    注1) DVD-R Dual Layerのことです。
    注2) DVD+R Dual Layerのことです。
    注3) リムーバブルディスクとして認識される場合を除きます。

  • Blu-ray、HD DVDへの対応はしていません。

  • 書き込みの際、メディアに対してボリュームラベルを指定できます。ボリュームラベルには、A~Z、0~9、_(アンダースコア)を使用でき、最大16文字を指定できます。

  • 持出しユーティリティからのDVD/CD持出し機能は、クローズ処理を行いません。したがって、そのメディアに対してDVD/CD書き込み禁止を行っていないPCからエクスプローラ、ライティングソフトを使用して追記できます。ただし、ファイル持出しユーティリティからは、一切の情報が記録されていないメディアに対する書き込みしかサポートしないため、追記はできません。また、未クローズ状態のため、クローズ済みのメディアしか扱えないユニットでは読み込みできません。

  • 持出しユーティリティからのDVD/CD持出し機能は、持出し元のファイルサイズ合計が、持出し先のメディアの容量を超えた場合、書き込みは行えません。マルチボリュームに対応していません。

  • 本機能によって書き込むことができるデータサイズは、書き込むメディア、書き込むファイル数、フォルダ構成によって異なります。

  • 書き込みするファイルが複数存在する場合、フォルダ構成やファイル名などの情報の領域が必要になるため、メディアで許容されている最大書き込み可能なサイズまで書き込めないことがあります。

  • 持出しユーティリティからDVD/CD持出しを行う場合、ユーザーのテンポラリ領域にワークファイルを書き込みます。ユーザーのテンポラリ領域は、起動ドライブから変更しないでください。

  • ライティングソフトから書き込み中に、ポリシーが変更された(DVD/CDへの書き込みを不可にする)場合、媒体不良などになる可能性があります。

  • 消去には、クイック消去と完全消去の2種類があります。クイック消去はPMA(Program Memory Area)とTOC(Table Of Contents)領域だけを消去し、完全消去はすべての領域を完全に消去します。

  • 持出しユーティリティでのファイル操作ログは取得できません。

  • ライティングソフトによっては、禁止中の書き込み動作が、一見正常に書き込み終了したように見えることがあります。ただし、ディスクへの書き込みは行われていません。

  • 持出しユーティリティのDVD/CD持出し機能を利用してDVD/CD書き込みを行う場合、使用しているPCに対応したDVD/CDドライブユニット、メディアを使用してください。

  • 持出しユーティリティで大量のファイルを持ち出す場合、持出しログが出力されるのに時間を要することがあります(目安:1万件の持出しで10分程度)。

  • 書き込みの速度は、ドライブユニットとメディアでサポートされている倍速のうち遅い方の速度になります。

  • CD-R/RWメディアまたはDVD-R/RWメディアの記録面に指紋や汚れ、ほこり、傷などがつくと、データの書き込み、消去が正常に行えなくなる場合があります。

  • 書き込みでクローズ処理が行われているメディアは、メディアタイプがCDメディアの場合CD-ROMと表示され、DVDメディアの場合DVD-ROMとして表示されます。

  • 消去できないメディアで、かつ、すでに書き込みされている場合、メディア消去画面で表示されるDISK全体容量が、正しく表示されないことがあります。

自己復号型暗号化ファイルの作成について

自己復号型暗号化ファイルの復号について

ZIP暗号化ファイルについて

ZIP暗号化ファイルの留意事項については、“1.2.57 ZIP暗号化ファイルについて”を参照してください。

USBデバイス個体識別機能について

[USBデバイス個体識別機能]を使用する場合、事前に使用するUSBデバイスを用いて動作検証を行ったうえで運用してください。

Windows Server® 2003で使用する場合、ユーザー権限のユーザーで使用すると、ロック解除の前後でUSBデバイス情報が異なります。[指定USBデバイスのみ許可する]機能で許可デバイスとして使用する場合は、ロック解除前後の情報の双方を、管理コンソールのUSB登録画面および許可デバイスに登録する必要があります。