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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.2.0 NSオプション 説明書
FUJITSU Software

3.3.3 物理サーバの作成(サーバの内蔵ディスクを利用する場合)

NSアプライアンス専用サーバ上で動作させるNSアプライアンスの最大数よって必要な作業が異なります。

3.3.3.1 物理サーバの作成

サーバの内蔵ディスクを使用し、NSアプライアンス専用サーバを作成する場合、RORコンソールから以下の方法で作成します。

  1. サーバツリーで対象のサーバを右クリックします。

  2. 表示されたメニューで[クローニング]-[配布]を選択します。

  3. [クローニングイメージの配布]ダイアログが表示されます。

  4. 利用するサーバモデルに対応するクローニングイメージを指定してください。

  5. [OK]ボタンをクリックします。
    クローニングイメージの配布がされ、物理サーバが作成されます。

    物理サーバへの事前準備およびクローニングイメージの配布方法については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「12.3 配付」を参照してください。

  6. rcxnetworkservice lanctlコマンドを実行し、物理サーバの管理LANのネットワーク設定を行います。

    クローニングイメージの配布ではNICの冗長化ができないため、rcxnetworkservice lanctlコマンドを実行することでNICの冗長化を行い、管理LANのネットワーク設定を行います。

    rcxnetworkservice lanctlコマンドの実行により、物理サーバの再起動が行われます。

    物理サーバが再起動したことを確認した後、物理サーバと通信できることを確認してください。

    コマンドの詳細については、「A.1 rcxnetworkservice」を参照してください。

3.3.3.2 NSアプライアンス最大動作数の設定

NSアプライアンス用の物理サーバは、最大で10個までのNSアプライアンスが動作する構成で作成されます。

NSアプライアンスを最大20個まで動作させる場合、rcxnetworkservice appextコマンドでNSアプライアンス用の物理サーバの構成を変更する必要があります。

コマンドの詳細については、「A.1 rcxnetworkservice」を参照してください。