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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.2.0 NSオプション 説明書
FUJITSU Software

2.1.3 L-Platformのネットワーク環境の設計

NSアプライアンスを利用する場合のL-Platformのネットワーク環境を設計するために、以下の情報を決定します。

2.1.3.1 ユーザーカスタマイズモードで自動設定を行う場合

業務用ネットワークについて、自動設定するネットワークおよび事前設定が必要なネットワークについて、業務LANのIPアドレス、VLAN IDおよび経路情報(ルーティング情報)を決定します。

ユーザーカスタマイズモードで自動設定を行う場合のL-Platformのネットワーク環境について説明します。


図2.4 ユーザーカスタマイズモードで自動設定を行う場合の自動設定機能によって設定される範囲


図2.5 ユーザーカスタマイズモードで自動設定を行う場合のブレードサーバのネットワーク構成例


図2.6 ユーザーカスタマイズモードで自動設定を行う場合のラックマウント型サーバのネットワーク構成例


参考

NSアプライアンスのセキュリティ機能の対象となるネットワークとして、LANスイッチブレードの内部接続ポートやL2スイッチのポートへの設定は手動で設定します。

L-Platformテンプレートを利用してL-Platformを作成する時、L-Serverの配備を契機に以下のネットワーク設定が行われます。

  • 仮想NIC作成

  • 仮想スイッチ作成

  • LANスイッチブレードとの間のVLAN設定

詳細については「4.1.2 LANスイッチブレードの設定」および「4.1.3 L2スイッチの設定」を参照してください。

2.1.3.2 簡単設定モードで自動設定を行う場合

業務用ネットワークについて、自動設定するネットワークおよび事前設定が必要なネットワークについて、業務LANのIPアドレス、VLAN IDおよび経路情報(ルーティング情報)を決定します。

簡単設定モードで自動設定を行う場合のL-Platformのネットワーク環境について説明します。

ネットワーク構成および設計するための情報については、「設計ガイド CE」の「付録I 簡単設定モードが行うネットワークデバイスへの自動設定および運用操作」を参照してください。


図2.7 簡単設定モードで自動設定を行う場合の自動設定機能によって設定される範囲


図2.8 簡単設定モードで自動設定を行う場合のブレードサーバのネットワーク構成例


図2.9 簡単設定モードで自動設定を行う場合のラックマウント型サーバのネットワーク構成例


参考

NSアプライアンスのセキュリティ機能の対象となるネットワークとして、NSアプライアンス専用サーバと接続するLANスイッチブレードの内部接続ポートやL2スイッチのポートへの設定は手動で設定します。

L-Platformテンプレートを利用してL-Platformを作成する時、L-Serverの配備を契機に管理対象サーバおよび管理対象サーバと接続するLANスイッチブレードに以下のネットワーク設定が行われます。

  • 仮想NIC作成

  • 仮想スイッチ作成

  • LANスイッチブレードとの間のVLAN設定

詳細については「4.1.2 LANスイッチブレードの設定」および「4.1.3 L2スイッチの設定」を参照してください。