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Interstage List Creator V10.5.0 帳票設計編
FUJITSU Software

11.2.3 項目ごとのデータの長さを知る

項目の長さに合わせてデータを作成します。

データの長さは、入力データ形式によって異なります。また、項目形式(レコード項目形式)が「数字」の場合、データ中に符号、通貨記号、「カンマ(,)」、および小数点を含めて指定できます。これらは、帳票の出力時に、指定された形式に編集されて出力されます。

注意

  • 入力データがUnicodeの場合、以下の文字コードを「円マーク(\)」として扱います。

    -UNICODE(UTF16)の場合:0x005C、0x00A5
    -UNICODE(UTF8)の場合 :0x5C、0xC2A5
    -UNICODE(UTF32)の場合:0x0000005C、0x000000A5

入力データ形式が「可変長」、「CSV形式」、または「XML形式」の場合

(10)項目長/(12)小数部桁数

データを「項目長」以内で作成します。データは項目長より短くても構いません。データが項目長より長い場合、データは項目長でカットされます。

数字項目または項目形式(レコード項目形式)が「数字」の非出力項目(レコードのみ項目)の場合、項目長は符号、通貨記号、「カンマ(,)」、および小数点を含まない長さです。

また、小数部桁数は項目長のうち、小数部となる桁数です。

例えば、データを以下のどの形式で指定しても、同じ形式に編集されて出力されます。

入力データ形式が「固定長」の場合

(11)バイト数/(12)小数部桁数

データを「バイト数」の長さで作成します。実際のデータがバイト数より短い場合は、バイト数に満たない部分に半角空白を挿入して、必ずバイト数の長さでデータを作成してください。

数字項目または項目形式(レコード項目形式)が「数字」の非出力項目(レコードのみ項目)の場合、バイト数は符号、通貨記号、「カンマ(,)」、および小数点を含む長さです。

また、小数部桁数はバイト数のうち、小数部となる桁数です。

データ定義画面の[データ定義(レポート頭書き)]タブおよび[データ定義]タブで初期表示されるバイト数は、「項目長」です。データ中に符号、通貨記号、「カンマ(,)」、および小数点を含めて指定する場合は、あらかじめその桁数分増やしてバイト数を定義しておく必要があります。

例えば、データを以下のどの形式で指定しても、同じ形式に編集されて出力されます。

注意

  • 入力データ仕様の集団項目の構成項目として印刷されている項目(データ定義画面の[環境定義]タブで集団項目の扱いに「集団項目名を使用」を指定したときの集団項目配下の項目)は、入力データ形式にかかわらず、区切り文字のない固定長の形式で構成項目のデータを指定してください。