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Interstage Service Integrator V9.6.1 リファレンス
FUJITSU Software

1.5.36 esisrvadd

esisrvaddコマンドについて説明します。

機能説明

ISIサーバを追加セットアップします。

形式

esisrvadd -i 識別子 [-s]

esisrvadd -i 識別子 [-s|-r [-u DBユーザID [-p パスワード]] |-r -w]

オプション

表1.206 オプションの一覧

オプション

説明

-i 識別子

ISIサーバ名に付与する識別子を指定します。
以下の5文字以内の半角文字列を指定できます。ISIサーバ名は、「ESIServer_識別子」となります。

  • 英小文字

  • 数字

-s

同期メッセージング構成でセットアップする場合に指定します。

-sを省略した場合、非同期メッセージング(メッセージ保証なし)構成でセットアップします。

表1.207 オプションの一覧

オプション

説明

-i 識別子

ISIサーバ名に付与する識別子を指定します。
以下の5文字以内の半角文字列を指定できます。ISIサーバ名は、「ESIServer_識別子」となります。

  • 英小文字

  • 数字

-s

同期メッセージング構成でセットアップする場合に指定します。

-s、-d、-rのすべてを省略した場合、非同期メッセージング(メッセージ保証なし)構成でセットアップします。

-r

非同期メッセージング(メッセージ保証あり)構成でセットアップする場合に指定します。

-u DBユーザID

JMS-RキューのDBユーザIDを指定します。
省略した場合は、対話形式でDBユーザIDが求められます。

-p パスワード

JMS-RキューのDBユーザのパスワードを指定します。
省略した場合は、対話形式でパスワード入力が求められます。

-w

apfwaddmsgtblコマンドで追加したメッセージ格納領域を使用してJMS-Rキューを作成する場合に指定します。

本オプション指定時、本コマンドではJMS-Rキューは作成されません。esiqueadd_jmsrコマンドを使用してJMS-Rキューを作成してください。

復帰値

表1.208 コマンドの復帰値と対処方法

復帰値

意味と対処

0

正常終了。

1

異常終了。エラーメッセージから原因を特定し、再度実行してください。

注意事項

使用例

esisrvaddコマンドの使用例を示します。この例では、識別子「add1」(ISIサーバ名「ESIServer_add1」)、非同期メッセージング(メッセージ保証なし)構成でISIサーバを追加セットアップします。

esisrvadd -i add1

■作成リソース

本コマンドではInterstage Application Serverに以下のリソースを作成します。

同じ名前の資源がすでに作成されている場合はエラーになります。

■ワークユニット

表1.209 ワークユニット

ワークユニット

備考

ISIサーバ名

ISIサーバ用のアプリケーションを配備します。

ISIサーバ名_OrderUnit

ISIサーバ用のアプリケーションを配備します。
-rオプション指定時に作成します。

■JMS

表1.210 イベントチャネル

グループ名

チャネル名

タイプ

Destination

ユニット

備考

ESI-GRP1-ISIサーバ名

ESI-INBOUND-ISIサーバ名

Queue

ESIInboundQueue-ISIサーバ名

識別子1

シーケンスエンジンへの入力キューになります。メッセージ送受信APIの送信APIの接続先キューになります。
非同期メッセージング構成の場合に作成されます。

ESI-INBOUND-R-ISIサーバ名

Queue

ESIInboundRecoveryQueue-ISIサーバ名

識別子1

シーケンスエンジンの処理に失敗した場合にリカバリ用のメッセージを格納するキューになります。
非同期メッセージング(メッセージ保証なし)構成の場合に作成されます。

ESI-SEND-ISIサーバ名

Queue

ESISendQueue-ISIサーバ名

識別子1

シーケンスエンジンからの出力キューになります。このキューからSOAPメッセージ送信やJMS送信が行われます。
非同期メッセージング構成の場合に作成されます。

ESI-SEND-R-ISIサーバ名

Queue

ESISendRecoveryQueue-ISIサーバ名

識別子1

外部送信に失敗した場合にリカバリ用のメッセージを格納するキューになります。
非同期メッセージング(メッセージ保証なし)構成の場合に作成されます。

ESI-OUTBOUND-ISIサーバ名

ESIOutboundQueue-ISIサーバ名

識別子1

シーケンスエンジンからの出力先キューになります。

メッセージ送受信APIの受信APIの接続先キューになります。
非同期メッセージング構成の場合に作成されます。

表1.211 保存先

ユニットID

備考

識別子1

保存先(ユニット)用のディレクトリとして以下を使用します。


<INSDIR>\var\notify


/opt/FJSVesi/var/notify

表1.212 Destination

JNDI名

タイプ

イベントチャネル

ネーミングサービス

グループ名

チャネル

ホスト名またはIPアドレス

ポート

ESIInboundQueue-ISIサーバ名

Queue

ESI-GRP1-ISIサーバ名

ESI-INBOUND-ISIサーバ名

localhost

8002

ESIInboundRecoveryQueue-ISIサーバ名

Queue

ESI-GRP1-ISIサーバ名

ESI-INBOUND-R-ISIサーバ名

localhost

8002

ESISendQueue-ISIサーバ名

Queue

ESI-GRP1-ISIサーバ名

ESI-SEND-ISIサーバ名

localhost

8002

ESISendRecoveryQueue-ISIサーバ名

Queue

ESI-GRP1-ISIサーバ名

ESI-SEND-R-ISIサーバ名

localhost

8002

ESIOutboundQueue-ISIサーバ名

Queue

ESI-GRP1-ISIサーバ名

ESI-OUTBOUND-ISIサーバ名

localhost

8002