esiqueadd_jmsrコマンドについて説明します。
機能説明
JMS-Rキューを作成します。
形式
esiqueadd_jmsr -c キュー名 [-u DBユーザID [-p パスワード]][-s ISIサーバ名 [-o]] [-f ファイル]
オプション
オプション | 説明 |
---|---|
-c キュー名 | 作成するキューの名前を指定します。
|
-u DBユーザID | JMS-RキューのDBユーザIDを指定します。 |
-p パスワード | JMS-RキューのDBユーザのパスワードを指定します。 |
-s ISIサーバ名 | ISIサーバのインバウンドキュー、またはアウトバウンドキューを作成する場合に指定します。 本オプション指定時は、以下のポイントがあります。
|
-o | アウトバウンドキューを作成する場合に指定します。 |
-f ファイル | JMS-Rキュー作成用の定義ファイルを指定します。 |
復帰値
復帰値 | 意味と対処 |
---|---|
0 | 正常終了。 |
1以上 | 異常終了。エラーメッセージから原因を特定し、再度実行してください。 |
注意事項
本コマンドは、管理者権限で実行してください。
本コマンドは、同時に複数実行できません。
本コマンド実行時、Interstage JMXサービスを起動しておく必要があります。
本コマンド実行時、イベントサービスを起動しておく必要があります。
ISIサーバ名には、非同期メッセージング(メッセージ保証あり)構成のISIサーバ名を指定する必要があります。
ISIインストール時の簡易セットアップで作成されるISIサーバ(ESIServer)は、非同期メッセージング(メッセージ保証なし)構成であるため、JMS-Rキューを追加できません。ESIServerに対してJMS-Rキューを追加したい場合は、ISIサーバをすべてアンセットアップしたあとに、非同期メッセージング(メッセージ保証あり)構成のISIサーバをセットアップしてください。
使用例
esiqueadd_jmsrコマンドの使用例を示します。この例では、キュー名「que1」、ISIサーバ名「ESIServer」でJMS-Rキューを作成します。
esiqueadd_jmsr -c que1 -u esidbuser -s ESIServer
■データベース連携情報ファイル
データベース連携情報ファイルについて説明します。
雛型ファイルは以下に格納されています。必要に応じて、コピーして使用してください。
<INSDIR>\etc\setup\sample\esiqueadddef.dbc
/opt/FJSVesi/etc/setup/sample/esiqueadddef.dbc
定義ファイルは以下のように定義します。
# All Rights Reserved, Copyright (c) FUJITSU LIMITED 2005 # NotificationService Database Definition File # DB kind symfo db_kind = symfo # DB name db_name = ESIMESSAGEDB # Message table space name space _name = MSGSPACE # DB Server IP mode IPv4 / IPv6 db_ipmode = IPv4 # DB Server IP address db_hostip = 127.0.0.1 # DB Server Port No db_portnum = 2050 # EventChannel maximum event data ch_edmax = 3000
項目 | 内容 | 省略値 | 指定範囲 |
---|---|---|---|
db_kind | データベース種別 | 省略不可 | symfo |
db_name | データベース名 | 省略不可 | 1~36(文字数) |
space_name | apfwaddmsgtblコマンドで作成したメッセージ格納領域名 省略した場合は、デフォルトメッセージ格納領域を使用します | 省略可 | 1~36(文字数) |
db_ipmode | データベースサーバIPアドレス種別 | IPv4 | IPv4、IPv6 |
db_hostip | データベースサーバIPアドレス ただし、IPv6で通信を行う場合はホスト名を指定してください。 | 省略不可 | |
db_portnum | データベースサーバポート番号 | 省略不可 | |
ch_edmax | イベントデータ蓄積最大数 | 3000 | 1~10000000 |