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Interstage Service Integrator V9.6.1 リファレンス
FUJITSU Software

1.5.14 esiqueadd_jmsr

esiqueadd_jmsrコマンドについて説明します。

機能説明

JMS-Rキューを作成します。

形式

esiqueadd_jmsr -c キュー名 [-u DBユーザID [-p パスワード]][-s ISIサーバ名 [-o]] [-f ファイル]

オプション

表1.152 オプションの一覧

オプション

説明

-c キュー名

作成するキューの名前を指定します。
キュー名は、イベントチャネルのグループ名、Destination名、およびEJBアプリケーション名も同様の名前で登録されます。
キュー名は以下の条件を満たす文字列を指定します。

  • 28バイト以内の文字列で指定します。

  • 使用可能な文字種は、英数字、ピリオド(.)、アンダースコア(_)、ハイフン(-)です。

  • 先頭文字は英数字を指定してください。

  • 末尾にピリオド(.)は指定できません。

-u DBユーザID

JMS-RキューのDBユーザIDを指定します。
省略した場合は、対話形式でDBユーザIDが求められます。

-p パスワード

JMS-RキューのDBユーザのパスワードを指定します。
省略した場合は、対話形式でパスワード入力が求められます。

-s ISIサーバ名

ISIサーバのインバウンドキュー、またはアウトバウンドキューを作成する場合に指定します。

本オプション指定時は、以下のポイントがあります。

  • キュー間転送で使用するアウトバウンドキューを作成する場合、本オプションは省略してください。

  • アウトバウンドキュー作成時は「-o」オプションを同時に指定してください

  • 指定したISIサーバを停止してから実行してください。

-o

アウトバウンドキューを作成する場合に指定します。
省略した場合は、インバウンドキューを作成します。

-f ファイル

JMS-Rキュー作成用の定義ファイルを指定します。
省略した場合は、データベース環境作成時に作成したデフォルトのメッセージ格納領域を使用します。データベース環境はesisetup_dbenvコマンド、esisetenv_jmsrenvコマンド、またはesisetenv_jmsrenv_osauthコマンドのどれかで作成します。

復帰値

表1.153 コマンドの復帰値と対処方法

復帰値

意味と対処

0

正常終了。

1以上

異常終了。エラーメッセージから原因を特定し、再度実行してください。

注意事項

使用例

esiqueadd_jmsrコマンドの使用例を示します。この例では、キュー名「que1」、ISIサーバ名「ESIServer」でJMS-Rキューを作成します。

esiqueadd_jmsr -c que1 -u esidbuser -s ESIServer

■データベース連携情報ファイル

データベース連携情報ファイルについて説明します。

◆雛型ファイル

雛型ファイルは以下に格納されています。必要に応じて、コピーして使用してください。

<INSDIR>\etc\setup\sample\esiqueadddef.dbc

/opt/FJSVesi/etc/setup/sample/esiqueadddef.dbc
◆ファイルの内容

定義ファイルは以下のように定義します。

# All Rights Reserved, Copyright (c) FUJITSU LIMITED 2005
# NotificationService Database Definition File
# DB kind symfo
db_kind = symfo

# DB name
db_name = ESIMESSAGEDB

# Message table space name
space _name = MSGSPACE

# DB Server IP mode IPv4 / IPv6
db_ipmode = IPv4

# DB Server IP address
db_hostip = 127.0.0.1

# DB Server Port No
db_portnum = 2050

# EventChannel maximum event data
ch_edmax = 3000

項目

内容

省略値

指定範囲

db_kind

データベース種別

省略不可

symfo

db_name

データベース名

省略不可

1~36(文字数)

space_name

apfwaddmsgtblコマンドで作成したメッセージ格納領域名

省略した場合は、デフォルトメッセージ格納領域を使用します

省略可

1~36(文字数)

db_ipmode

データベースサーバIPアドレス種別

IPv4

IPv4、IPv6

db_hostip

データベースサーバIPアドレス

ただし、IPv6で通信を行う場合はホスト名を指定してください。

省略不可

db_portnum

データベースサーバポート番号

省略不可

ch_edmax

イベントデータ蓄積最大数

3000

1~10000000