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Interstage Service Integrator V9.6.1 リファレンス
FUJITSU Software

1.5.13 esiqueadd

esiqueaddコマンドについて説明します。

機能説明

送信メッセージの退避用JMSキューを作成します。

ISIサーバをクライアントとして利用している環境で、メッセージ保証機能を使用する場合に必要です。

形式

esiqueadd -c キュー名 [-u ユニットID] [-n 保存先ディレクトリ]

esiqueadd -c キュー名 [-ui ユニットID] [-nd 保存先ディレクトリ]

引数

表1.148 引数の一覧

引数

説明

-c キュー名

JMSキューの名前を指定します。
JMSキューのイベントチャネルグループ名、Destination名は、キュー名と同じ名前で作成されます。

-u ユニットID

ユニット(保存先)の識別子を指定します。
省略した場合は、“esiqad”になります。

-n 保存先ディレクトリ

保存先(ユニット)用のディレクトリを指定します。
省略した場合は、“<INSDIR>\var\notify”に保存されます。

表1.149 引数の一覧

引数

説明

-c キュー名

JMSキューの名前を指定します。
JMSキューのイベントチャネルグループ名、Destination名は、キュー名と同じ名前で作成されます。

-ui ユニットID

ユニット(保存先)の識別子を指定します。
省略した場合は、“esiqad”になります。

-nd 保存先ディレクトリ

保存先(ユニット)用のディレクトリを指定します。
省略した場合は、“/opt/FJSVesi/var/notify”に保存されます。

復帰値

表1.150 コマンドの復帰値と対処方法

復帰値

意味と対処

0

正常終了。

1

異常終了。エラーメッセージから原因を特定し、再度実行してください。

注意事項

使用例

esiqueaddコマンドの使用例を示します。この例ではキュー名「ESIClientSaveQueue」の退避用JMSキューを作成します。

esiqueadd -c ESIClientSaveQueue
表1.151 作成されるJMSキューの内容(JMSキュー名“ESIClientSaveQueue”の内容)

グループ名

チャネル名

タイプ

Destination定義(JNDI名)

備考

ESIClientSaveQueue

ESIClientSaveQueue

Queue

ESIClientSaveQueue

JMSキューに蓄積できるイベントデータ数の最大値は、“10000”です。(注)

注):JMSキューに蓄積できるイベントデータ数の最大値は、Interstage管理コンソールのイベントチャネル環境情報“イベントデータ蓄積最大数”の設定で変更できます。