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Interstage Service Integrator V9.6.1 リファレンス
FUJITSU Software

1.5.32 esisetup_mqrcv

機能説明

インバウンドのMQアダプタを作成します。
作成されるMQアダプタ名は、“ISIMQRcv_識別子”になります。

形式

esisetup_mqrcv -q インバウンドキュー名 -m WebSphere MQのキュー・マネージャー名 [-r インバウンドルーティング名] -i 識別子

オプション

表1.193 オプションの一覧

オプション

説明

-q インバウンドキュー名

インバウンドキューのキュー名を指定します。

-m WebSphere MQのキュー・マネージャー名

インバウンドキューが属しているWebSphere MQのキュー・マネージャー名を指定します。

-r インバウンドルーティング名

インバウンドのMQアダプタで読み込むインバウンドルーティング名を指定します。インバウンドルーティング名を指定した場合は、インバウンドMQアダプタ設定ファイルに設定されます。

本オプションは省略可能です。

本オプションを省略した場合、セットアップ後にインバウンドMQアダプタ設定ファイルにインバウンドルーティング名を指定してください。設定の詳細については、“ISI 導入ガイド”の“MQアダプタ利用時の設定”を参照してください。

なお、インバウンドMQアダプタ設定ファイルにインバウンドルーティング名が設定されていない場合は、インバウンドのMQアダプタの起動に失敗します。

-i 識別子

MQアダプタの識別子を指定します。識別子として19文字以内の半角英数字、および“_”を指定することができます。

復帰値

表1.194 コマンドの復帰値と対処方法

復帰値

意味と対処

0

正常終了。

1

異常終了。エラーメッセージから原因を特定し、再度実行してください。

使用例

esisetup_mqrcvコマンドの使用例を示します。この例では、「ISIMQRcv_00001」という名前でMQアダプタを作成します。

esisetup_mqrcv -q MYQUE1 -m MYMNGR -r myrouting -i 00001

作成リソース

本コマンドでは、ISIのインストールディレクトリ配下に以下の“インバウンドMQアダプタ設定ファイル”を作成します。

<INSDIR>\etc\server\<MQアダプタ名(※)>\def\properties\MQRecvConfig.xml

/opt/FJSVesi/etc/server/<MQアダプタ名(※)>/def/properties/MQRecvConfig.xml

(※)MQアダプタ名は、インバウンドのMQアダプタ名です。

注意事項