機能説明
インバウンドのMQアダプタを作成します。
作成されるMQアダプタ名は、“ISIMQRcv_識別子”になります。
形式
esisetup_mqrcv -q インバウンドキュー名 -m WebSphere MQのキュー・マネージャー名 [-r インバウンドルーティング名] -i 識別子
オプション
オプション | 説明 |
---|---|
-q インバウンドキュー名 | インバウンドキューのキュー名を指定します。 |
-m WebSphere MQのキュー・マネージャー名 | インバウンドキューが属しているWebSphere MQのキュー・マネージャー名を指定します。 |
-r インバウンドルーティング名 | インバウンドのMQアダプタで読み込むインバウンドルーティング名を指定します。インバウンドルーティング名を指定した場合は、インバウンドMQアダプタ設定ファイルに設定されます。 本オプションは省略可能です。 本オプションを省略した場合、セットアップ後にインバウンドMQアダプタ設定ファイルにインバウンドルーティング名を指定してください。設定の詳細については、“ISI 導入ガイド”の“MQアダプタ利用時の設定”を参照してください。 なお、インバウンドMQアダプタ設定ファイルにインバウンドルーティング名が設定されていない場合は、インバウンドのMQアダプタの起動に失敗します。 |
-i 識別子 | MQアダプタの識別子を指定します。識別子として19文字以内の半角英数字、および“_”を指定することができます。 |
復帰値
復帰値 | 意味と対処 |
---|---|
0 | 正常終了。 |
1 | 異常終了。エラーメッセージから原因を特定し、再度実行してください。 |
使用例
esisetup_mqrcvコマンドの使用例を示します。この例では、「ISIMQRcv_00001」という名前でMQアダプタを作成します。
esisetup_mqrcv -q MYQUE1 -m MYMNGR -r myrouting -i 00001
作成リソース
本コマンドでは、ISIのインストールディレクトリ配下に以下の“インバウンドMQアダプタ設定ファイル”を作成します。
<INSDIR>\etc\server\<MQアダプタ名(※)>\def\properties\MQRecvConfig.xml
/opt/FJSVesi/etc/server/<MQアダプタ名(※)>/def/properties/MQRecvConfig.xml
(※)MQアダプタ名は、インバウンドのMQアダプタ名です。
注意事項
本コマンドは、管理者権限で実行してください。
本コマンドは、同時に複数実行できません。
本コマンドは、Interstage JMXサービスを事前に起動しておく必要があります。