esiodrsetstatusコマンドについて説明します。
機能説明
順番保証機能利用時に、異常が発生しているサービスエンドポイントまたはキューの状態を変更し、メッセージ受信を再開します。
形式
esiodrsetstatus -w ワークユニット名 -n サービスエンドポイント名またはキュー名 -c
オプション
オプション | 説明 |
---|---|
-w ワークユニット名 | 変更の対象となるワークユニット名を指定します。 |
-n サービスエンドポイント名またはキュー名 | 状態を変更するサービスエンドポイント名またはキュー名を指定します。 |
-c | 変更後の状態を指定します。
|
復帰値
復帰値 | 意味と対処 |
---|---|
0 | 正常終了。 |
1 | 異常終了。エラーメッセージから原因を特定し、再度実行してください。 |
注意事項
本コマンドは、管理者権限を所有するユーザ、またはInterstage運用者だけが実行できます。
本コマンドは、互換モードのISIサーバで順番保証機能を利用した運用を行っている場合だけ有効です。
使用例
esiodrsetstatusコマンドの使用例を示します。この例では、ワークユニットESIServer_OrderUnitのESIInboundMsgの状態を「通常状態」に変更し、メッセージ受信を再開します。
esiodrsetstatus -w ESIServer_OrderUnit -n ESIInboundMsg -c