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Interstage Service Integrator V9.6.1 リファレンス
FUJITSU Software

1.4.5 esiclirecovery

esiclirecoveryコマンドについて説明します。

機能説明

退避用のJMSキューに格納されている送信メッセージを送信します。
共通APIのメッセージ送信APIで、送信を行った順にメッセージを送信します。

形式

esiclirecovery {-e サービスエンドポイント名 | -q JMS-Rのキュー名}

オプション

表1.86 オプションの一覧

オプション

説明

-e サービスエンドポイント名 | -q JMS-Rのキュー名

退避メッセージの送信先を指定します。
以下の形式で指定します。

  • -e サービスエンドポイント名
    退避メッセージを送信するサービスエンドポイント名を指定します。
    サービスエンドポイント単位でメッセージを保証している場合に指定してください。

  • -q JMS-Rのキュー名
    退避メッセージを送信するJMS-Rのキュー名を指定します。
    キュー単位でメッセージを保証している場合に指定してください。

復帰値

表1.87 コマンドの復帰値と対処方法

復帰値

意味と対処

0

正常終了。

1

異常終了。エラーメッセージから原因を特定し、再度実行してください。

注意事項

使用例

esiclirecoveryコマンドの使用例を示します。この例では、JMS-Rのキュー「jmsrqueue01」に対して、退避したメッセージを送信します。

esiclirecovery -q jmsrqueue01