isidefaddコマンドについて説明します。
機能説明
Java EE実行環境において、以下の定義をワークディレクトリへ登録します。登録は、定義ごとに行います。登録時は、各定義ファイルの妥当性を検証します。
サービスエンドポイント定義
サービス情報
シーケンス定義
メディエータファンクション定義
ルーティング定義
形式
isidefadd {-e|-s|-q|-m|-r} {ファイル名 | -d ディレクトリ名} [-o]
オプション
オプション | 説明 |
---|---|
-e|-s|-q|-m|-r | 登録する定義を指定します。
|
ファイル名 | -d ディレクトリ名 | 登録するファイル、またはディレクトリ名を指定します。
|
-o | すでに登録済みの定義を更新する場合に指定します。 |
復帰値
復帰値 | 意味と対処 |
---|---|
0 | 正常終了。 |
1 | 異常終了。エラーメッセージから原因を特定し、再度実行してください。 |
注意事項
本コマンドは、管理者権限を所有するユーザ、またはInterstage運用者だけが実行できます。
登録できる定義の拡張子は、「xml」です。
一括登録を指定した場合、エラーを検出した定義は登録できません。エラーを検出しなかった定義は、正常に登録されます。
定義が登録されていない状態で「-o」を指定した場合は、「-o」は無効となります。
各定義ファイル内の妥当性を検証します。定義間、定義ファイル全体の妥当性は、isidefverifyコマンドで検証してください。
ファイル名に全角文字(マルチバイト文字)を使用できません。
ディレクトリ指定で定義登録する場合、ディレクトリ内に全角文字(マルチバイト文字)を使用したファイル名が含まれないようにしてください。
使用例
isidefaddコマンドの使用例を示します。この例では、シーケンス定義「sequence01.xml」を登録します。
isidefadd -q sequence01.xml