fmtmgrdispstatusコマンドについて説明します。
機能説明
Formatmanager変換機能の状態を表示します。
本コマンドは、Formatmanager変換機能(ISIサーバ分離型)を使用している場合だけ使用します。
状態は、以下の形式で表示されます。
C:\>fmtmgrdispstatus -p 15001 Server port number : 15001 ← ポート番号 Status : active ← 状態 (※) Definition directory : C:\Interstage\ISI\FM\F3JJSfmsv\var\convtable\ ← 定義ディレクトリ Thread multiplicity : 16 ← スレッド多重度 Request count : 3 ← トランスレーション要求数 |
#fmtmgrdispstatus -p 15001 Server port number : 15001 ← ポート番号 Status : active ← 状態 (※) Definition directory : /var/opt/FJSVfmsv/convtable/ ← 定義ディレクトリ Thread multiplicity : 16 ← スレッド多重度 Request count : 3 ← トランスレーション要求数 |
※:Formatmanager変換機能の状態に応じて、以下が表示されます。
inactive:未起動
starting:起動処理中
active:運用中
activate processing:活性変更中
stopping:停止処理中
形式
fmtmgrdispstatus [-p ポート番号]
オプション
オプション | 説明 |
---|---|
-p ポート番号 | 状態を表示するFormatmanager変換機能のポート番号を指定します。 |
復帰値
復帰値 | 意味と対処 |
---|---|
0 | 正常終了。 |
1 | 異常終了。エラーメッセージから原因を特定し、再度実行してください。 |
注意事項
本コマンドは、管理者権限を所有するユーザ、またはInterstage運用者だけが実行できます。
Formatmanager変換機能が起動していない場合、定義ディレクトリ、スレッド多重度は表示されません。
使用例
fmtmgrdispstatusコマンドの使用例を示します。この例では、ポート番号「15001」のFormatmanager変換機能の状態を表示します。
fmtmgrdispstatus -p 15001