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Interstage Service Integrator V9.6.1 リファレンス
FUJITSU Software

1.3.3 esidefdel

esidefdelコマンドについて説明します。

機能説明

J2EE実行環境において、ワークディレクトリに登録されている以下の定義を削除します。削除は、定義ごとに行います。

形式

システムで1つのISI定義を利用する場合
esidefdel {-e|-s|-q|-m|-r} {-a | 定義名}
ISI構成ごとにISI定義を分ける運用の場合
esidefdel {-e|-s|-q|-m|-r} {-a | 定義名} [-u ISIプロジェクト名]

オプション

表1.34 オプションの一覧

オプション

説明

-e|-s|-q|-m|-r

削除する定義を指定します。
以下の形式で指定します。

  • -e
    サービスエンドポイント定義を削除します。

  • -s
    サービス情報を削除します。

  • -q
    シーケンス定義を削除します。

  • -m
    メディエータファンクション定義を削除します。

  • -r
    ルーティング定義を削除します。

-a | 定義名

一括削除、または定義名を指定して削除するかを指定します。
以下の形式で指定します。

  • -a
    指定した定義をすべて削除します。

  • 定義名
    削除する定義名を指定します。定義名は、esideflistコマンド実行時に表示される定義名を指定してください。

-u ISIプロジェクト名

削除するISIプロジェクト名を指定します。

省略時は、システムのワークディレクトリが対象となります。

ISI構成ごとにISI定義を分ける設定がされている場合に利用できます。

ISIプロジェクト名に指定できる文字列は半角英数字、'_'だけです。最大長は28byteです。先頭と最終の文字に'_'は、使用することはできません。

復帰値

表1.35 コマンドの復帰値と対処方法

復帰値

意味と対処

0

正常終了。

1

異常終了。エラーメッセージから原因を特定し、再度実行してください。

注意事項

使用例

esidefdelコマンドの使用例を示します。この例では、シーケンス定義「sequence01」を削除します。

esidefdel -q sequence01

ISI構成ごとにISI定義を分ける運用の場合のesidefdelコマンドの使用例を示します。この例では、ISIプロジェクト「isiproject」のシーケンス定義「sequence01」を削除します。

esidefdel -q sequence01 -u isiproject