esidefdelコマンドについて説明します。
機能説明
J2EE実行環境において、ワークディレクトリに登録されている以下の定義を削除します。削除は、定義ごとに行います。
サービスエンドポイント定義
サービス情報
シーケンス定義
メディエータファンクション定義
ルーティング定義
形式
esidefdel {-e|-s|-q|-m|-r} {-a | 定義名}
esidefdel {-e|-s|-q|-m|-r} {-a | 定義名} [-u ISIプロジェクト名]
オプション
オプション | 説明 |
---|---|
-e|-s|-q|-m|-r | 削除する定義を指定します。
|
-a | 定義名 | 一括削除、または定義名を指定して削除するかを指定します。
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-u ISIプロジェクト名 | 削除するISIプロジェクト名を指定します。 省略時は、システムのワークディレクトリが対象となります。 ISI構成ごとにISI定義を分ける設定がされている場合に利用できます。 ISIプロジェクト名に指定できる文字列は半角英数字、'_'だけです。最大長は28byteです。先頭と最終の文字に'_'は、使用することはできません。 |
復帰値
復帰値 | 意味と対処 |
---|---|
0 | 正常終了。 |
1 | 異常終了。エラーメッセージから原因を特定し、再度実行してください。 |
注意事項
本コマンドは、管理者権限を所有するユーザ、またはInterstage運用者だけが実行できます。
使用例
esidefdelコマンドの使用例を示します。この例では、シーケンス定義「sequence01」を削除します。
esidefdel -q sequence01
ISI構成ごとにISI定義を分ける運用の場合のesidefdelコマンドの使用例を示します。この例では、ISIプロジェクト「isiproject」のシーケンス定義「sequence01」を削除します。
esidefdel -q sequence01 -u isiproject