ページの先頭行へ戻る
Interstage Service Integrator V9.6.1 リファレンス
FUJITSU Software

1.3.2 esidefadd

esidefaddコマンドについて説明します。

機能説明

J2EE実行環境において、以下の定義をワークディレクトリへ登録します。登録は、定義ごとに行います。登録時は、各定義ファイルの妥当性を検証します。

形式

システムで1つのISI定義を利用する場合
esidefadd {-e|-s|-q|-m|-r} {ファイル名 | -d ディレクトリ名} [-o]
ISI構成ごとにISI定義を分ける運用の場合
esidefadd {-e|-s|-q|-m|-r} {ファイル名 | -d ディレクトリ名} [-o] [-u ISIプロジェクト名]

オプション

表1.32 オプションの一覧

オプション

説明

-e|-s|-q|-m|-r

登録する定義を指定します。
以下の形式で指定します。

  • -e
    サービスエンドポイント定義を登録します。

  • -s
    サービス情報を登録します。

  • -q
    シーケンス定義を登録します。

  • -m
    メディエータファンクション定義を登録します。

  • -r
    ルーティング定義を登録します。

ファイル名 | -d ディレクトリ名

登録するファイル、またはディレクトリ名を指定します。
以下の形式で指定します。

  • ファイル名
    登録する定義のファイル名を指定します。

  • -d ディレクトリ名
    定義を登録したディレクトリ名を指定します。ディレクトリ内の定義を一括して登録できます。

-o

すでに登録済みの定義を更新する場合に指定します。
省略時は、更新ではなく、追加となります。

-u ISIプロジェクト名

登録するISIプロジェクト名を指定します。

省略時は、システムのワークディレクトリが対象となります。

ISI構成ごとにISI定義を分ける設定がされている場合に利用できます。

ISIプロジェクト名に指定できる文字列は半角英数字、'_'だけです。最大長は28byteです。先頭と最終の文字に'_'は、使用することはできません。

復帰値

表1.33 コマンドの復帰値と対処方法

復帰値

意味と対処

0

正常終了。

1

異常終了。エラーメッセージから原因を特定し、再度実行してください。

注意事項

使用例

esidefaddコマンドの使用例を示します。この例では、シーケンス定義「sequence01.xml」を登録します。

esidefadd -q sequence01.xml

ISI構成ごとにISI定義を分ける運用の場合のesidefaddコマンドの使用例を示します。この例では、ISIプロジェクト「isiproject」にシーケンス定義「sequence01.xml」を登録します。

esidefadd -q sequence01.xml -u isiproject