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Interstage Service Integrator V9.6.1 リファレンス
FUJITSU Software

1.3.1 apfwdbqctrlmsg

apfwdbqctrlmsgコマンドについて説明します。

機能説明

JMS-Rキューからメッセージを取得し、ファイルに保存します。

また、JMS-Rキューからメッセージを削除します。

形式

メッセージをファイルに保存
apfwdbqctrlmsg -save -q キュー名 -d データソース名 -o 保存先ファイル
メッセージを削除
apfwdbqctrlmsg -remove -q キュー名 -d データソース名 [-all]

オプション

表1.30 オプションの一覧

オプション

説明

-save

本オプションを指定した場合、キューの先頭のメッセージをファイルに保存します。ファイルに保存したメッセージはキューから削除されます。

-remove

本オプションを指定した場合、キューからメッセージを削除します。

-q キュー名

キュー名を指定します。

-d データソース名

データソース名を指定します。“esimsgdb”を指定してください。

-o 保存先ファイル

メッセージの保存先のファイルパスを絶対パス、または相対パスで指定します。-saveを指定した場合は必ず指定する必要があります。保存先ファイルにはメッセージをバイナリデータとして出力します。

-all

本オプションを指定した場合、キューに蓄積されているすべてのメッセージを対象とします。省略した場合は、先頭のメッセージを対象とします。

-saveと同時には指定できません。

復帰値

表1.31 コマンドの復帰値と対処方法

復帰値

意味と対処

0

正常終了。

2以上

異常終了。エラーメッセージから原因を特定し、再度実行してください。

注意事項

使用例

apfwdbqctrlmsgコマンドの使用例を示します。この例では、キューの先頭のメッセージをファイルに退避します。

apfwdbqctrlmsg -save -q que01 -d esimsgdb -o datafile