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ETERNUS SF Storage Cruiser 16.4 運用ガイド Optimization機能編
FUJITSU Storage

7.3 自動チューニング後の帯域幅の固定

ボリュームに対するI/O負荷は常に変動するので、QoS自動化機能による自動チューニングは常に帯域幅を変更し続けます。業務アプリケーションのI/O性能目標を達成した時点の帯域幅で固定したい場合は、QoS自動化機能を停止してください。

QoS自動化機能の停止は、Webコンソールまたはコマンドで行います。Webコンソールを利用する場合は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「QoS自動化機能の有効化/無効化」を参照してください。コマンドを利用する場合は、esfadm storage qossetコマンドを実行してください。

実測レスポンスタイムが目標レスポンスタイムに達していなくても、業務アプリケーションの目標性能を満たしている場合があります。この場合、目標レスポンスタイムをそのときの実測レスポンスタイムの値に設定しておくと、I/O負荷が変動した際に、業務アプリケーションの目標性能を満たすレスポンスタイムに近づけるための自動チューニングが行われるようになります。