名前
esfadm storage qosset －QoS自動化機能の有効/無効の切替え
形式
esfadm storage qosset -ipaddr ipAddr {-activate | -stop}
コマンドパス
$INS_DIR\Common\bin\esfadm storage qosset
($INS_DIRは、ETERNUS SF Managerをインストールしたときの「プログラムディレクトリ」です。)
/opt/FJSVesfcm/bin/esfadm storage qosset
機能説明
指定したETERNUS ディスクストレージシステムについて、QoS自動化機能の有効/無効の切替えを行います。
QoS自動化機能が有効に設定された状態のETERNUS ディスクストレージシステムに対して本コマンド(-activateオプション指定)を実行した場合、正常終了し、正常起動したメッセージ(esqos0030)を出力します。
QoS自動化機能が無効に設定された状態のETERNUS ディスクストレージシステムに対して本コマンド(-stopオプション指定)を実行した場合、正常終了し、正常停止したメッセージ(esqos0031メッセージ)を出力します。
ETERNUS ディスクストレージシステムに対して本コマンド(-activateオプション指定)を実行し、ETERNUS ディスクストレージシステムのQoS機能を"Enable"に設定できなかった場合、警告メッセージ(esqos0120)を出力します。
オペランド
QoS自動化機能の有効/無効の切替えを行います。
オプション
ETERNUS ディスクストレージシステムのIPアドレスを指定します。複数指定、および、ワイルドカードの指定はできません。
QoS自動化機能を有効に設定する場合に指定します。-stopオプションと同時指定はできません。
QoS自動化機能を無効に設定する場合に指定します。-activateオプションと同時指定はできません。
出力情報
Webコンソールの操作履歴に、以下の実行履歴情報を出力します。
出力項目 | 出力内容 |
|---|---|
日付処理 | 実行日時 |
ユーザーID | 実行ユーザー |
アクション | Set Storage QoS(CLI) |
状態 | Submit、Start、またはComplete |
結果 | Success、Failed、またはWarning |
対象 | 対象ディスクストレージ名 |
詳細 | 詳細情報 |
メッセージ | エラーメッセージ |
終了ステータス
=0 : 正常終了
!=0 : 異常終了
使用例
IPアドレス"192.0.2.10"のETERNUS ディスクストレージシステムに対して、QoS自動化機能を有効に設定する場合
> C:\ETERNUS_SF\Common\bin\esfadm storage qosset -ipaddr 192.0.2.10 -activate esqos0030 Automated QoS has been activated.
# /opt/FJSVesfcm/bin/esfadm storage qosset -ipaddr 192.0.2.10 -activate esqos0030 Automated QoS has been activated.
注意事項
本コマンドを実行する前に、ETERNUS SF Storage Cruiser QoS Managementオプションライセンスを登録してください。
登録していない場合、コマンドがエラー終了します。
実行権限
コマンドを実行するには、以下のサーバOSの管理者権限が必要です。
Windows環境
Administrators グループのユーザー
Solaris/Linux環境
OSの管理者権限(rootグループ)
