名前
esfadm storage qosstat -QoS自動化機能の状態表示
形式
esfadm storage qosstat {-all | -ipaddr ipAddr}
コマンドパス
$INS_DIR\Common\bin\esfadm storage qosstat
($INS_DIRは、ETERNUS SF Managerをインストールしたときの「プログラムディレクトリ」です。)
/opt/FJSVesfcm/bin/esfadm storage qosstat
機能説明
QoS自動化機能の状態(有効/無効)を表示します。出力はCSV形式です。
-allを指定した場合、認識されているすべてのETERNUS ディスクストレージシステムのQoS自動化機能の状態が一覧表示されます。
-ipaddrを指定した場合、指定されたIPアドレスを持つETERNUS ディスクストレージシステムのQoS自動化機能の状態が表示されます。
オペランド
QoS自動化機能の状態を表示します。
オプション
-ipaddrオプションと同時指定はできません。
ETERNUS ディスクストレージシステムのIPアドレスを指定します。複数指定、および、ワイルドカードの指定はできません。
-allオプションと同時指定はできません。
終了ステータス
=0 : 正常終了
!=0 : 異常終了
使用例
IPアドレスを指定し、特定のETERNUS ディスクストレージシステムのQoS自動化機能の状態を表示する場合
> C:\ETERNUS_SF\Common\bin\esfadm storage qosstat -ipaddr 192.0.2.10 IP ADDRESS,AUTOMATED QOS 192.0.2.10,Active
# /opt/FJSVesfcm/bin/esfadm storage qosstat -ipaddr 192.0.2.10 IP ADDRESS,AUTOMATED QOS 192.0.2.10,Active
全ETERNUS ディスクストレージシステムのQoS自動化機能の状態を表示する場合
> C:\ETERNUS_SF\Common\bin\esfadm storage qosstat -all IP ADDRESS,AUTOMATED QOS 192.0.2.10,Active 192.0.2.11,Stopped 192.0.2.12,Stopped 192.0.2.13,Active
# /opt/FJSVesfcm/bin/esfadm storage qosstat -all IP ADDRESS,AUTOMATED QOS 192.0.2.10,Active 192.0.2.11,Stopped 192.0.2.12,Stopped 192.0.2.13,Active
各項目の意味は以下のとおりです。
項目 | 意味 |
---|---|
IP ADDRESS | ETERNUS ディスクストレージシステムのIPアドレスです。 |
AUTOMATED QOS | QoS自動化機能の動作状態です。状態は以下のどちらかです。
|
注意事項
実行権限
コマンドを実行するには、以下のサーバOSの管理者権限が必要です。
Windows環境
Administrators グループのユーザー
Solaris/Linux環境
OSの管理者権限(rootグループ)