各サーバのバックアップ方法について説明します。
ここでは、マスタサーバ(プライマリ・セカンダリ)、および開発実行環境サーバのバックアップ方法について説明します。
スレーブサーバ以外の各サーバのバックアップは、対象のサーバ上で bdpp2_backup コマンドを実行することで行います。
バックアップ手順
マスタサーバ(プライマリ)に root 権限でログインします。
impala_stop コマンドを使用して、Impala を停止します。
バックアップを行うサーバに root 権限でログインします。
bdpp2_backup コマンドを実行します。
例
# /opt/FJSVbdpp/ext/bin/bdpp2_backup /var/backup <Enter>
「FUJITSU Software Interstage Big Data Parallel Processing Server ユーザーズガイド」の「バックアップ」を参照し、基本機能のバックアップを実施します。
注意
bdpp2_backup コマンド の実行に失敗した場合は、出力されたメッセージの意味や対処方法を参考にして、または、必要に応じてバックアップログ(/var/opt/FJSVbdpp/ext/log/bdpp2_backup.log)を参照して、失敗した原因を取り除いてください。
前回の失敗時にバックアップ格納ディレクトリおよびその配下が作成されていた場合は全て削除してから、再度バックアップコマンドを実行してください。
バックアップコマンドで採取したバックアップは、アーカイブ化して他のサーバやテープなど別媒体へ退避させてください。
参考
バックアップのアーカイブ化
ここでは、例として /var/backup 配下に作成したバックアップ格納ディレクトリとその配下を tar コマンドを使用して、 アーカイブ化する方法を記述します。
# cd /var/backup <Enter> # tar cvf FJSVbdpp2-backup-master1-20121010.tar FJSVbdpp2-backup <Enter>
ここでは、スレーブサーバのバックアップ方法について説明します。
スレーブサーバのバックアップは、スレーブサーバのクローニングイメージを作成することによって行います。
導入済みのスレーブサーバから、クローニングイメージを作成してください。
クローニングイメージの作成方法については「FUJITSU Software Interstage Big Data Parallel Processing Server ユーザーズガイド」の「クローニングイメージの作成」を参照してください。