ここでは、バックアップコマンドによって退避される定義情報や構成情報について説明します。
以下にバックアップコマンドによって、退避される資源を示します。
資源の種別 | 資源の概要 | マスタサーバ | 開発実行 | |
---|---|---|---|---|
プライマリ | セカンダリ | |||
OS 構成関連情報 | 本製品の構成ファイル bdpp2.conf などの各サーバの OS ごとに設定されている情報。 | ○ | ○ | ○ |
本製品の構成情報 | Impala用スレーブサーバ定義ファイルなど、本製品を使用したシステムの構成や定義に関する情報。 | ○ | ○ | ○ |
Impala 構成情報 | Impala のパラメーターを設定する定義ファイルなど、本製品で使用する Impala の構成や定義に関する情報。 | ○ | ○ | × |
○:バックアップします。
×:バックアップしません。
バックアップ格納ディレクトリ
bdpp2_backup コマンドを実行すると、実行時に指定したバックアップ先のディレクトリに FJSVbdpp2-backup という親ディレクトリを作成し、その配下に退避した資源を、資源ごとに分類して格納します。
作成されるディレクトリに格納される資源(バックアップ)の種別について記述します。
ディレクトリ名 | 格納される資源の種別 |
---|---|
SYS | OS 関連情報 |
BDPP | 本製品の構成情報 |
Impala | Impala 構成情報 |
注意
マスタサーバ(プライマリ)、マスタサーバ(セカンダリ)、および開発実行環境サーバでは、バックアップ対象となる資源がそれぞれ異なるため、FJSVbdpp2-backup 配下のディレクトリ構造はサーバごとに異なります。