Impala のセットアップ手順を以下に示します。
Impalaの接続対象となるスレーブサーバをマスタサーバ(プライマリ)上のImpala用スレーブサーバ定義ファイル /etc/opt/FJSVbdpp/ext/conf/impala-slaves を新規作成して定義します。
マスタサーバを二重化構成にする場合は、マスタサーバ(プライマリ)で定義したスレーブサーバ定義ファイルをマスタサーバ(セカンダリ)に配付します。
スレーブサーバ定義ファイルを作成します。
例
5台のスレーブサーバ slave6、slave7、slave8、slave9、slave10 を定義する場合
# cat /etc/opt/FJSVbdpp/ext/conf/impala-slaves <Enter> slave6,slave7,slave8,slave9,slave10
スレーブサーバ定義ファイルをマスタサーバ(セカンダリ)に配付します。(マスタサーバを二重化構成にする場合のみ)
# scp /etc/opt/FJSVbdpp/ext/conf/impala-slaves root@master2:/etc/opt/FJSVbdpp/ext/conf/impala-slaves <Enter>
参照
Impala用スレーブサーバ定義ファイル impala-slaves の詳細については、「B.2 impala-slaves」を参照してください。
ポイント
本製品では、基本機能のMapReduce(HiveやPigを含む)用スレーブサーバと、拡張機能のImpala用スレーブサーバを分けて運用します。
Impala用スレーブサーバ定義ファイルには、拡張機能のImpala用スレーブサーバのみを定義し、基本機能のMapReduce(HiveやPigを含む)用スレーブサーバと重複していないことを確認してください。
impala_setupコマンドを実行して、Impalaをセットアップします。
マスタサーバを二重化構成としている場合、マスタサーバ(プライマリ)、マスタサーバ(セカンダリ)の順で実施します。
# /opt/FJSVbdpp/ext/setup/impala_setup <Enter>
注意
セットアップに失敗した場合は、出力されたメッセージの意味や対処方法を参考にして、または、必要に応じてセットアップログ(/var/opt/FJSVbdpp/ext/log/impala_setup.log)を参照して、失敗した原因を取り除き、再度インストールを実施してください。
参考
Impala のセットアップによって、本製品のデフォルトの設定として Impala の構成が設定されます。構成設定をチューニングするには、「付録C Impala 設定パラメーター」を参照してください。