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Interstage Big Data Parallel Processing Server V1.2.1 拡張機能ガイド
FUJITSU Software

6.1.1 マスタサーバ拡張機能のインストール

マスタサーバ拡張機能のインストール手順を以下に示します。

  1. 構成ファイル bdpp2.conf の作成

  2. マスタサーバ拡張機能のインストール


6.1.1.1 構成ファイル bdpp2.conf の作成

マスタサーバ拡張機能をインストールするために、構成ファイル bdpp2.conf に対し、事前に設計した値を設定します。

構成ファイル bdpp2.conf はマスタサーバ(プライマリ)およびマスタサーバ(セカンダリ)で共通の設定である必要があります。マスタサーバを二重化構成にする場合は、マスタサーバ(セカンダリ)のインストールを行う前に、マスタサーバ(プライマリ)で使用した構成ファイル bdpp2.conf をマスタサーバ(セカンダリ)にもコピーしてください。

構成ファイル bdpp2.conf を /home/data/master ディレクトリの配下で作成した場合

# cd /home/data/master <Enter>
# scp -p ./bdpp2.conf root@master2:/home/data/master/bdpp2.conf <Enter>

参照

構成ファイル bdpp2.conf の詳細については、「B.1 bdpp2.conf」の「【マスタサーバ】」を参照してください。


6.1.1.2 マスタサーバ拡張機能のインストール

マスタサーバを二重化構成にする場合は、マスタサーバ(プライマリ)、マスタサーバ(セカンダリ)の順でインストールします。

  1. 環境変数 BDPP2_CONF_PATH を設定します。

    環境変数 BDPP2_CONF_PATH に構成ファイル bdpp2.conf が格納されているディレクトリを設定します。

    構成ファイル bdpp2.conf を /home/data/master ディレクトリの配下で作成した場合

    # export BDPP2_CONF_PATH=/home/data/master <Enter>
  2. DVD-ROM をマウントします。

    「FUJITSU Software Interstage Big Data Parallel Processing Server 拡張パック」のDVD-ROM を DVD 装置にセットし、以下のコマンドを実行して DVD-ROM をマウントします。自動マウントデーモン(autofs)により、DVD-ROM の自動マウントを行うと、マウントオプションに noexec が設定されているため、インストーラの起動に失敗します。

    # mount /dev/hdc {DVD-ROMマウントポイント} <Enter>
  3. インストーラを起動します。

    bdpp2_inst を実行してインストーラを起動してください。

    # {DVD-ROMマウントポイント}/bdpp2_inst <Enter>

注意

インストールに失敗した場合は、出力されたメッセージの意味や対処方法を参考にして、または、必要に応じてインストールログ(/var/tmp/bdpp2_install.log)を参照して、失敗した原因を取り除き、再度インストールを実施してください。