ページの先頭行へ戻る
Interstage Big Data Parallel Processing Server V1.2.1 拡張機能ガイド
FUJITSU Software

B.1 bdpp2.conf

構成ファイル bdpp2.conf の設定内容について説明します。

ファイルの格納場所

/etc/opt/FJSVbdpp/ext/conf/bdpp2.conf

ファイルの内容

本製品の拡張機能のインストールおよびセットアップに必要な情報を定義します。

サーバ機能ごとにファイルを作成する必要があります。

書式

以下の形式の行で構成されます。

<パラメーター>=<指定値>

各サーバで定義するパラメーターについては以下を参照してください。

注意

指定値が "選択" となっているパラメーターについて

"<パラメーター>=" までを記述し、値を省略してください。

BDPP_IMPALA_DEFAULT_USERS=

指定値が "省略可" となっているパラメーターについて

パラメーター行自体を省略できます。

ポイント

bdpp2.conf のひな形が、本製品の提供媒体(DVD-ROM)の /DISK2/config_template 配下にサーバの種別単位に格納されています。該当のひな形をシステムの作業ディレクトリにコピーしてからパラメーターを編集して作成してください。

注意

インストール時は、任意のディレクトリに構成ファイルを作成してください。インストール前に環境変数 BDPP2_CONF_PATH に作成した構成ファイルの格納ディレクトリを指定する必要があります。


マスタサーバ、【スレーブサーバ】

マスタサーバとスレーブサーバの構成ファイルに設定するパラメーターを以下に示します。


パラメーター

必須/
選択

指定値
(設定例)

説明

1

BDPP_IMPALA_CLUSTER_NAME

必須

cluster2

Impalaクラスタに設定する仮想ホスト名を指定します。

2

BDPP_IMPALA_CLUSTER_IP

必須

10.10.10.1

Impalaクラスタに設定する仮想 IP アドレスを指定します。

3

BDPP_IMPALA_METASTORE_PORT

省略可

9083

Hiveメタストアのポート番号を指定します。

4

BDPP_IMPALA_METASTOREDB_TYPE

必須

mysql

または

postgresql

Hiveメタストアが使用するRDBの種類を指定します。

5

BDPP_IMPALA_METASTOREDB_HOST

必須

dbserver

メタストアデータベースサーバ名を指定します。

6

BDPP_IMPALA_METASTOREDB_PORT

省略可

3306

メタストアデータベースサーバのポート番号を指定します。

7

BDPP_IMPALA_METASTOREDB_NAME

必須

metastore

メタストアデータベースのデータベース名を指定します。

8

BDPP_IMPALA_METASTOREDB_USER

必須

impala

メタストアデータベースにアクセスするDBユーザー名を指定します。

9

BDPP_IMPALA_METASTOREDB_PASSWORD

必須

impala_password

メタストアデータベースにアクセスするDBユーザーのパスワードを指定します。

10

BDPP_IMPALA_DEFAULT_USERS

選択

impalauser01,1600

Impala利用ユーザーのユーザー名およびユーザーID を指定します。

複数のユーザーID を登録可能です(*1)。

11

BDPP_IMPALA_DEFAULT_GROUP

選択

impalagroup,1600

Impala利用ユーザーが属するユーザーグループ名およびグループID を登録する場合に指定します。

*1:ユーザーID を複数登録する場合には、以下のように" "(空白)区切りでユーザー名とユーザーIDを複数指定します。

impalauser1,1600 impalauser2,1601 impalauser3,1602

開発実行環境サーバ

開発実行環境サーバの構成ファイルに設定するパラメーターを以下に示します。


パラメーター

必須/
選択

指定値
(設定例)

説明

1

BDPP_IMPALA_CLUSTER_NAME

必須

cluster2

<マスタサーバと同じ値を設定します>

2

BDPP_IMPALA_CLUSTER_IP

必須

10.10.10.1

<マスタサーバと同じ値を設定します>

3

BDPP_IMPALA_DEFAULT_USERS

選択

impalauser01,1600

<マスタサーバと同じ値を設定します>

4

BDPP_IMPALA_DEFAULT_GROUP

選択

impalagroup,1600

<マスタサーバと同じ値を設定します>