本書の目的
本書は、Interstage Big Data Parallel Processing Server 拡張機能「Impala」(以降、本製品) の機能概要と、導入時に必要な操作および設定、運用について説明しています。
本書の読者
本書は、本製品を利用してビッグデータ分析を行うシステムを構築するにあたり、インフラ構築の知識に加え、Apache Hadoop のシステム構築、Cloudera Impalaのシステム構築・操作およびアプリケーション開発の知識を有する管理者を対象にしています。
本書の構成
本書の構成は、以下のとおりです。
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本製品の概要について説明します。 | |
本製品が提供する機能について説明します。 | |
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本製品を使用する際に検討すべきサーバ構成、ファイルシステム構成、ネットワーク構成、およびユーザーアカウントの設計について説明します。 | |
本製品のハードウェア要件およびソフトウェア要件について説明します。 | |
本製品の導入にあたり、事前の準備作業について説明します。 | |
本製品のインストールおよびセットアップ方法について説明します。 | |
本製品のアンインストール方法について説明します。 | |
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本製品の Impalaの起動および停止方法について説明します。 | |
Impalaで実行するアプリケーションの開発手法について説明します。 | |
Impalaを利用するユーザーの管理について説明します。 | |
本製品の導入後(運用開始後)におけるスレーブサーバの追加および削除方法について説明します。 | |
本製品の導入後(運用開始後)におけるストレージシステムの追加および削除方法について説明します。 | |
本製品のシステム構成のバックアップおよびリストア方法について説明します。 | |
本製品を使用したシステムで異常が発生した場合の対処方法について説明します。 | |
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本製品のコマンドについて説明します。 | |
本製品で使用するシステム構成情報の定義ファイルについて説明します。 | |
本製品で Impalaを使用するために設定する各種パラメーターについて説明します。 | |
本製品で使用するポートについて説明します。 | |
本製品が出力するメッセージの意味、対処方法について説明します。 | |
本製品が動作する基本ソフトウェアに必須となるパッケージについて説明します。 | |
本製品の制限事項について説明します。 |
本書の表記について
本書中の表記方法は以下のとおりです。
本製品の使用時に必要な基本ソフトウェアに応じて異なる機能がある場合、以下のように区別して記述します。
【マスタサーバ】 | マスタサーバを対象とした記事 |
【スレーブサーバ】 | スレーブサーバを対象とした記事 |
【開発実行環境サーバ】 | 開発実行環境サーバを対象とした記事 |
【連携サーバ】 | 連携サーバを対象とした記事 |
特に説明がない場合、本文中の"ラックサーバ"はPRIMERGY RXシリーズを指します。
参照先は、「 」でくくります。
可変部分は、{ }でくくります。
画面名、ダイアログ名、メニュー名およびタブ名は[ ]でくくります。
ボタン名は< >でくくります。
メニューの選択順を[ ] > [ ]の形式で示します。
特に強調が必要な文字列、数値をダブルクォーテーション( " )でくくります。
メニュー名には、設定、操作画面の起動を示す"..."は表記しません。
使用例は、プロンプトを Linux の"#"で表記しています。
本書に記載しているURLについて
本書に記載しているURLは、2016年4月時点で参照できることを確認しています。
Interstage Big Data Parallel Processing Server ウェブサイト
Interstage Big Data Parallel Processing Server のウェブサイトでは、最新のマニュアルや技術情報を公開しています。
本製品を利用する前に、Interstage Big Data Parallel Processing Server のウェブサイトを参照することをお勧めします。URL は以下のとおりです。
http://www.fujitsu.com/jp/software/interstage/bigdatapps/
略称
本書中の略称は以下のとおりです。
略称 | 製品 |
---|---|
Linux | Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6.4 (for Intel64) |
輸出管理規制表記
当社ドキュメントには、外国為替および外国貿易管理法に基づく特定技術が含まれていることがあります。特定技術が含まれている場合は、当該ドキュメントを輸出または非居住者に提供するとき、同法に基づく許可が必要となります。
商標について
ImpalaはClouderaの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
Apache Hadoop、Hadoop、HDFS、HBase、Hive、Pig、Mahout は Apache Software Foundation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
Adobe、Adobe Reader および Flash は、Adobe Systems Incorporated (アドビ システムズ社)の米国ならびに他の国における商標または登録商標です。
Linux は、Linus Torvalds 氏の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
Red Hat、RPM および Red Hat をベースとしたすべての商標とロゴは、Red Hat, Inc. の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
Oracle と Java は、Oracle Corporation およびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
Microsoft、Windows、MS、MS-DOS、Windows XP、Windows Server、Windows Vista、Windows 7、Excel および Internet Explorer は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
VMware、VMwareロゴ、VMware vSphere、VMware vCenter、ESXi、vMotion、Storage DRS、Server Appliance、DirectPath I/Oは、VMware, Inc の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
Interstage、ServerView、Symfoware および Systemwalker は、富士通株式会社の登録商標です。
その他の会社名および製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。
なお、本書では、システム名または製品名に付記される登録表示((TM)または(R))は、省略しています。
出版年月および版数
版数 | マニュアルコード | 形式 |
---|---|---|
2016年 6月 第2版 | J2UL-2025-02Z0(00) | |
J2UL-2025-02Z2(00) | HTML |
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本書は予告なしに変更されることがあります。
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