電源スケジュールやジョブネットのスケジュールなどを設定した後に、カレンダや日変わり時刻を変更した場合、設定済みの電源スケジュールやジョブネットのスケジュールが変わってしまうなど大きな影響をあたえます。電源スケジュールやジョブネットのスケジュールを設定した後に、カレンダや日変わり時刻の設定を変更することはできるだけ避けるようにしてください。
カレンダや日変わり時刻の変更をする場合には、以下の順で設定するようにします。
1. SYSTEM_CALENDARの設定(運用日と休日の設定、日変わり時刻の設定) 2. 電源スケジュールの設定 3. ジョブネットのスケジュールの設定 |
ここでは、電源スケジュールやジョブネットのスケジュールなどを設定した後に、カレンダを変更した場合の影響について説明します。日変わり時刻を変更した場合の影響については、“5.1.1 日変わり時刻を変更した場合の影響について”を参照してください。
電源スケジュールへの影響
電源スケジュールを設定した日を休日に変更すると、その電源スケジュールは無効になります。ただし、電源が投入された後に休日に変更しても、次回の電源切断時刻まで電源は切断されません。この場合、翌日が休日であれば、当日の日変わり時刻が次回の電源切断時刻となります。
サービス/アプリケーションの起動パターンへの影響
サービス/アプリケーションの起動パターンでカレンダを引用している場合、変更されたカレンダの内容に連動して、サービス・アプリケーション起動の運用日が設定されます。
ジョブネットのスケジュールへの影響
登録済みの休日カレンダを変更した場合、その休日カレンダを指定しているジョブネットの起動日は再作成されます。ジョブネットの起動日が再作成された場合は、休日カレンダを変更した後に起動日を確認/修正してください。
ただし、このような場合に起動日の再作成を抑止することもできます。抑止したい場合は、 [ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ-[利用機能2]シートで設定します。