暦に日曜日や祝日といった休日があるように、Systemwalker Operation Managerでも運用日と休日を設定したカレンダが作成できます。
Systemwalker Operation Managerをインストールした時点で、標準提供されているカレンダがSYSTEM_CALENDARです。スケジュールサーバに登録されているSYSTEM_CALENDARに、休日や日変わり時刻(日付が変わる時刻)を設定します。
SYSTEM_CALENDARは、Systemwalker Operation Managerに1つだけ存在し、インストールした時点では以下のように設定されています。
日変わり時刻 | 00:00 |
運用日/休日 | すべて運用日 |
サーバの電源を投入する日を運用日、電源を投入しない日を休日として、運用日(平日)と休日でサーバの運用方法を変えたい場合には、SYSTEM_CALENDARの設定について検討します。
作成したカレンダは運用日と休日を設定するカレンダとして電源スケジュールで利用されますが、以下でも使用できます。
起動するサービスまたはアプリケーションのスケジュール(サービス・アプリケーション起動)
ジョブネットのスケジュール (ジョブスケジューラ)
アクションの実行条件 (イベント監視)【Windows版】
カレンダを意識した処理の実行(カレンダAPI)
なお、SYSTEM_CALENDARには日変わり時刻も設定できます。日変わり時刻の検討については、“5.1 日変わり時刻について検討する”を参照してください。