電源スケジュールやジョブネットのスケジュールなどを設定した後で、日変わり時刻を変更した場合の影響について以下に説明します。
電源スケジュールへの影響
すでに定義されている運転範囲の時間帯の中に日変わり時刻を変更した場合、日変わり時刻を境にして運転時刻が分割して登録されます。これにより、電源投入日時、シャットダウン日時が変わることがあります。日変わり時刻を変更した後、各パターンの運転開始・終了時刻を確認してください。
[電源制御パターン]ダイアログボックスの[翌日が休日の場合の運転終了時刻]で設定した時刻とその30分前の間に日変わり時刻を設定した場合は、運転終了時刻は無効になります。また、[電源制御パターン]ダイアログボックスの[前日が休日の場合の運転開始時刻]で設定した時刻とその30分後の間に日変わり時刻を設定した場合は、運転開始時刻は無効になります。
[前日が休日の場合の運転開始時刻]や[翌日が休日の場合の運転終了時刻]で設定されている時刻を挟んで日変わり時刻を変更すると、変更前の運用に比べて、前日が休日の場合の運転開始時刻や翌日が休日の場合の運転終了時刻が24時間ずれることに注意してください。運用上問題がある場合は、日変わり時刻を元に戻すか、[前日が休日の場合の運転開始時刻]または[翌日が休日の場合の運転終了時刻]を運用に合わせて変更してください。
ジョブネットのスケジュールへの影響
ジョブネットを登録した後で日変わり時刻を変更した場合、全ユーザのジョブネットについて、再度、スケジュール処理が行われます。
起動時刻との相対関係が変わってジョブネットの起動予定日が変わることがあります。日変わり時刻を変更した後、起動予定日を確認してください。
ジョブネットの起動条件として[間隔起動]を指定している場合、日変わり時刻を開始時刻と終了時刻の間に設定しないでください。このような場合、一定間隔でジョブネットが起動されなくなる場合があります。日変わり時刻を変更した後、開始時刻と終了時刻を確認してください。