申請タスク操作コマンドでXMLを利用するコマンドは、以下の1種類です。
fscsm_request export(申請タスク情報の出力)
コマンドに対応したXMLファイルの形式について説明します。
XMLの要素は、下記の階層構造で出力されます。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?> <requests> <request> <requestId>申請タスクID</requestId> <requestName>申請タスク名</requestName> <requestType>申請タスク種別</requestType> <applicantId>申請者ID</applicantId> <requestStatus>状態</requestStatus> <requestProcesses> <requestProcess no="1"> <requestRoute>role:bizSysProv_user</requestRoute> <passedDate>2016-03-02 14:32:33</passedDate> <passedRoute>user:userA</passedRoute> </requestProcess> <requestProcess no="2"> <requestRoute>申請タスク操作待ちのユーザー情報</requestRoute> <passedDate>申請タスク操作日時</passedDate> <passedRoute>申請タスク操作を実施したユーザー</passedRoute> <comment>申請タスク操作時のコメント</comment> </requestProcess> </requestProcesses> <uibody>詳細情報</uibody> </request> </requests> |
要素の内容 | 表示有無 | 出力内容の説明 | |
---|---|---|---|
出力時 | |||
申請タスクID | ○ | 申請タスクIDです。 | |
申請タスク名 | ○ | 申請タスク名は以下のように出力されます。 "<リソース><操作>申請" <リソース>には以下の語句が入ります。
<操作>には以下の語句が入ります。
| |
申請タスク種別 | ○ | 以下のいずれかが出力されます。 | |
設定値 | 申請対象のリソース | ||
menus | メニュー | ||
bizSystems | 業務システム | ||
services | サービス | ||
orgs | 組織 | ||
users | ユーザー | ||
projects | プロジェクト | ||
申請者ID | ○ | 申請者のユーザーIDです。 | |
状態 | ○ | 申請タスクの現在の状態です。 以下のいずれかが出力されます。 | |
設定値 | 説明 | ||
running | 承認待ち | ||
completed | 承認 | ||
canceled | キャンセル | ||
rejected | 却下 | ||
failed | 失敗 | ||
申請タスク操作番号 | ○ | requestProcessタグは、申請と、必要な承認の種類分出力されます。 申請タスク操作番号には、承認フロー順に番号が採番され、表示されます。 1が申請を表し、2以降が承認を表します。 | |
申請タスク操作待ちのユーザー情報(requestRoute) | ○ | 申請タスクの操作対象となるユーザー情報が出力されます。
| |
表示される値 | 承認ユーザー | ||
role:<ロールID> | サービス企画・評価部門またはクラウドサービス統合運用部門の該当ロールを持つユーザー ※複数のロールに対する申請の場合は、カンマ区切りで出力されます。 | ||
org:<組織ID> | 該当組織の承認者ロールを持つユーザー | ||
project:<プロジェクトID> | 該当プロジェクトのプロジェクト管理者 | ||
申請タスク操作日時 | ○ | 申請または承認処理が実施された日時が以下の形式で出力されます。承認、却下、取戻しの操作前は要素が出力されません。 YYYY-MM-DD hh:mm:ss | |
申請タスク操作を実施したユーザー | ○ | 申請または承認処理を実行したユーザーのユーザーIDが以下のように出力されます。承認、却下、取戻しの操作前は要素が出力されません。 user:<ユーザーID> | |
申請タスク操作時のコメント | ○ | 承認処理時に承認処理の実施者が入力したコメントです。承認、却下、取戻しの操作前は要素が出力されません。 | |
申請詳細 | ○ | 申請内容の詳細がXMLの形式で出力されます。 XMLの形式は申請対象のリソース、操作ごとに異なり、各リソースの対象操作のコマンドで用いられるXMLの形式と同じです。 ただし、XMLタグの括弧は以下のようにエスケープされて出力されます。 "<":"<" ">":">" XMLの形式は"5.3 コマンドで利用するXMLの形式"のそれぞれ該当する情報を参照してください。 |