fscsm_user
fscsm_user create -file input-file
fscsm_user modify -file input-file
fscsm_user delete -userId userID
fscsm_user export [-orgId organizationID | -userId userID] -file output-file
fscsm_user import [-check result-file] -file input-file
fscsm_user list [-orgId organizationID]
ユーザー情報の登録/変更/削除/一括登録/一括変更およびユーザー情報の出力を行います。
また登録対象ファイルについて、ユーザー情報のチェックを行います。
ユーザー情報を登録します。
input-fileには、登録対象となるユーザー情報を記載したファイル名を指定します。ファイルの形式については、"5.3.2 ユーザー情報"を参照してください。
ユーザー情報を変更します。このコマンドを実行し変更できるユーザー情報は1つです。
input-fileには、変更対象となるユーザー情報を記載したファイル名を指定します。ファイルの形式については、"5.3.2 ユーザー情報"を参照してください。
ユーザー情報を削除します。
userIDには、削除対象となるユーザーIDを指定します。
ユーザー情報をXML形式のファイルに出力します。
organizationID、userIDはすべて省略するか、いずれかを指定し、ユーザー情報を絞り込むことができます。
organizationIDには組織IDを指定します。クラウドサービス統合運用部門およびサービス企画・評価部門に所属するユーザーに絞り込む場合は、!mgrと指定します。userIDにはユーザーIDを指定します。
output-fileには、半角英数字、ハイフン("-")、アンダースコア("_")、ピリオド(".")からなる文字列をファイル名として指定します。ファイルの形式については、"5.3.2 ユーザー情報"を参照してください。
指定したファイルがすでに存在する場合は、エラーになります。
ユーザー情報を一括で登録/変更します。
-check result-fileを指定した場合は、登録/変更するユーザー情報のXML形式・書式、および組織情報の整合性チェックのみを行います。実際に一括登録/変更を行う場合には、このパラメーターを省略してください。-checkを省略した場合、登録/変更処理の失敗を検出すると以降の処理は実行されません。
result-fileにはチェック結果を出力するファイル名を指定します。指定すると、input-fileに対するチェック結果を、指定したファイルに出力します。
input-fileには、一括で登録または変更するユーザー情報を入力したファイル名を指定します。ファイルの形式については、"5.3.2 ユーザー情報"を参照してください。指定したユーザー情報が、Cloud Services Managementに登録されていなければ新規登録され、すでに登録されていれば指定内容に変更されます。
-check result-fileを指定した場合、チェック結果は以下の形式で出力されます。
"userId, orgId, Result(Create/Modify/NotExist/Error)"
Create:新規登録
Modify:変更
NotExist:入力ファイルにはなく、すでにCloud Services Management上に登録されている情報を指します。
Error:message:入力内容にエラーがある場合、fscsmで始まるメッセージでエラー内容を表示します。詳細・対処は"FUJITSU Software Cloud Services Management メッセージ集"を参照してください。
-check result-fileを指定しない場合、一括登録/変更が実行されます。実行結果はログフォルダーに以下のファイル名で出力します。
fscsm_user_import_mmddhhmmss.log (mmddhhmmss:実行した月日時分秒)
一括登録/変更の実行結果は以下の形式で出力されます。
"userId, orgId, Result(Create/Modify/NotExist/Error)"
Create:新規登録
Modify:変更
NotExist:入力ファイルにはなく、すでにCloud Services Management上に登録されている情報を指します。
Error:message:入力内容にエラーがある場合、fscsmで始まるメッセージでエラー内容を表示します。詳細・対処は"FUJITSU Software Cloud Services Management メッセージ集"を参照してください。
登録されているユーザー情報をプロンプト画面に表示します。
-orgId organizationIDは省略可能です。指定した場合、指定した組織のユーザー情報が、指定しない場合は全ユーザー情報が出力対象となります。クラウドサービス統合運用部門およびサービス企画・評価部門に所属するユーザーに絞り込む場合は、!mgrと指定します。
以下の項目をユーザーIDの昇順で表示します。複数のロールを兼任しているユーザーは、複数のロールIDをカンマ(",")区切りで表示します。
ユーザーID
ユーザー名
所属組織ID
ロールID
ユーザー情報を登録する場合
>fscsm_user create -file adduser.xml<RETURN>
ユーザー情報を変更する場合
>fscsm_user modify -file upduser.xml<RETURN>
ユーザーIDがuser-6であるユーザー情報を削除する場合
>fscsm_user delete -userId user-6<RETURN>
A本部(組織IDが101)のユーザー情報をファイル出力する場合
>fscsm_user export -orgId 101 -file userdata_A.xml<RETURN>
ユーザーIDがuser-6であるユーザー情報をファイル出力する場合
>fscsm_user export -userId user-6 -file userdata_user-6.xml<RETURN>
ユーザー情報すべてをファイル出力する場合
>fscsm_user export -file userdata_ALL.xml<RETURN>
A本部(組織IDが101)のユーザー情報を画面出力する場合
>fscsm_user list -orgId 101<RETURN> userId username orgId roleId ------------------------------------------------------------------------------ user-1 富士通 一郎 101 bizSysProv_manager user-2 富士通 次郎 101 bizSysProv_manager user-3 富士通 三郎 101 bizSysProv_user
ユーザー情報すべてを画面出力する場合
>fscsm_user list<RETURN> userId userName orgId roleId ------------------------------------------------------------------------------ user-1 富士通 一郎 101 bizSysProv_manager,operation_manager user-2 富士通 次郎 101 bizSysProv_manager user-3 富士通 三郎 101 bizSysProv_user user-b1 富士 太郎 !mgr operation_manager
参考
クラウドサービス統合運用部門およびサービス企画・評価部門に所属するユーザーは、orgIdに「!mgr」と表示されます。
ロールの名前は、以下に対応しています
planEval_manager | サービス企画・評価部門 承認者 |
planEval_user | サービス企画・評価部門 担当者 |
operation_manager | クラウドサービス統合運用部門 承認者 |
operation_user | クラウドサービス統合運用部門 担当者 |
operation_admin | クラウドサービス統合運用部門 特権管理者 |
bizSysProv_manager | 業務システム提供部門 承認者 |
bizSysProv_user | 業務システム提供部門 担当者 |