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Interstage Service Integrator V9.5.1 Java EE運用ガイド
FUJITSU Software

1.1.4 Formatmanagerの運用管理

ここでは、Formatmanagerの運用管理について説明します。

Formatmanager変換機能の運用管理には、以下があります。

起動と停止

ここでは、Formatmanager変換機能の起動と停止について説明します。

Formatmanager変換機能(ISIサーバ分離型)を使用する場合は、起動・停止を行う必要があります。Formatmanager変換機能(ISIサーバ一体型)を使用する場合は、起動・停止を行う必要がありません。Formatmanager変換機能の起動・停止方法には、以下の方法があります。

ISI運用管理コンソールを使用した起動・停止方法

ISI運用管理コンソールの[運用の開始・停止]から行います。ISI運用管理コンソールの[運用の開始・停止]画面でFormatmanager変換機能の状態表示を行い、対象のFormatmanager変換機能を選択して起動・停止を行います。詳細は“1.2 ISI運用管理コンソールのヘルプ”を参照してください。

Windowsのサービスからの起動・停止方法

[スタート]メニューの[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]から、以下のサービスを起動・停止します。

  • Formatmanager server service port=ポート番号

Formatmanager変換機能のサービスが起動・停止されます。

コマンドを使用した起動・停止方法

起動コマンド(fmtmgrstartコマンド)・停止コマンド(fmtmgrstopコマンド)を利用してFormatmanager変換機能の起動・停止を行います。

起動コマンド・停止コマンドについては、“ISI リファレンス”の“起動・停止コマンド”を参照してください。

留意事項

フォーマット変換の実行

フォーマット変換を実行するには、ISIからメディエータファンクションとしてFormatmanagerを呼び出します。

活性変更

ここでは、Formatmanager変換機能の活性変更について説明します。

変換テーブルや利用者プログラムなど、トランスレーションを実行するサーバ上のリソースを更新したい場合は、活性変更コマンドを使用します。

活性変更コマンドは、以下に示す手順で実行してください。

  1. Formatmanagerクライアントのデータベースのバックアップ

    変換定義を修正する必要がある場合は、Formatmanagerクライアントの変換定義を退避します。
    変換定義を修正(追加)する前に、Formatmanagerクライアントの画面で「変換定義DBバックアップ」を選択して実施します。

  2. 変換テーブルの修正

    変換定義を修正する必要がある場合は、Formatmanagerクライアントで変換定義を修正します。サーバ上に配置した変換テーブルの変換定義と同期をとりたい場合、「変換テーブル取得」を実行してください。サーバ上に配置した変換テーブルをFormatmanagerクライアント上で編集可能な変換定義に復元することができます。

  3. 変換テーブルの配置

    変換定義の修正後、「変換テーブル生成」にてサーバへ配置します。
    「転送先設定」で変換テーブルディレクトリを指定してください。変換テーブルは上書きされます。

  4. 項目コード変換用CSVファイルの修正、配置

    項目コード変換用CSVファイルを修正する必要がある場合は、項目コード変換用CSVファイルを修正後、変換テーブルディレクトリに格納してください。
    Formatmanagerクライアントの画面から修正した場合は、「変換テーブル生成」にてサーバへ配置します。

  5. 利用者プログラムの修正、配置

    利用者プログラムを修正する必要がある場合は、利用者プログラムを修正後、変換テーブルディレクトリに格納します。

  6. XML用利用者プログラムの修正、配置

    XML用利用者プログラムを修正する必要がある場合は、XML用利用者プログラムを修正後、変換テーブルディレクトリに格納します。

  7. バリデーションポリシーファイルの修正、配置

    バリデーションポリシーファイルを修正する必要がある場合は、バリデーションポリシーファイルを修正後、変換テーブルディレクトリに格納します。

  8. DTDファイルまたはXML Schemaファイルの変更、配置

    DTDファイルまたはXML Schemaファイルを修正する必要がある場合は、修正したDTDファイルまたはXML Schemaファイルを変換テーブルディレクトリに格納します。

  9. FEDITシステムパラメタ定義ファイル、環境設定ファイルの修正、配置

    FEDITシステムパラメタ定義ファイル、環境設定ファイルを修正する必要がある場合は、各ファイルを修正後、変換テーブルディレクトリに格納します。

  10. 活性変更コマンドの発行

    活性変更コマンドを発行します。これにより変換テーブルディレクトリに格納した資材がFormatmanager変換機能のメモリ上に展開されます。