起動と停止
ここでは、Formatmanager変換機能の起動と停止について説明します。
Formatmanager変換機能(ISIサーバ分離型)を使用する場合は、起動・停止を行う必要があります。Formatmanager変換機能(ISIサーバ一体型)を使用する場合は、起動・停止を行う必要がありません。Formatmanager変換機能の起動・停止方法には、以下の方法があります。
ISI運用管理コンソールを使用して起動・停止
Windowsサービスから起動・停止
コマンドを使用して起動・停止
ISI運用管理コンソールの[運用の開始・停止]から行います。ISI運用管理コンソールの[運用の開始・停止]画面でFormatmanager変換機能の状態表示を行い、対象のFormatmanager変換機能を選択して起動・停止を行います。詳細は“1.2 ISI運用管理コンソールのヘルプ”を参照してください。
[スタート]メニューの[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]から、以下のサービスを起動・停止します。
Formatmanager server service port=ポート番号
Formatmanager変換機能のサービスが起動・停止されます。
起動コマンド(fmtmgrstartコマンド)・停止コマンド(fmtmgrstopコマンド)を利用してFormatmanager変換機能の起動・停止を行います。
起動コマンド・停止コマンドについては、“ISI リファレンス”の“起動・停止コマンド”を参照してください。
留意事項
fdcmn_convertコマンドを実行する場合は、Formatmanager変換機能を起動する必要はありません。
フォーマット変換の実行
フォーマット変換を実行するには、ISIからメディエータファンクションとしてFormatmanagerを呼び出します。
活性変更
ここでは、Formatmanager変換機能の活性変更について説明します。
変換テーブルや利用者プログラムなど、トランスレーションを実行するサーバ上のリソースを更新したい場合は、活性変更コマンドを使用します。
活性変更コマンドは、以下に示す手順で実行してください。
Formatmanagerクライアントのデータベースのバックアップ
変換定義を修正する必要がある場合は、Formatmanagerクライアントの変換定義を退避します。
変換定義を修正(追加)する前に、Formatmanagerクライアントの画面で「変換定義DBバックアップ」を選択して実施します。
変換テーブルの修正
変換定義を修正する必要がある場合は、Formatmanagerクライアントで変換定義を修正します。サーバ上に配置した変換テーブルの変換定義と同期をとりたい場合、「変換テーブル取得」を実行してください。サーバ上に配置した変換テーブルをFormatmanagerクライアント上で編集可能な変換定義に復元することができます。
変換テーブルの配置
変換定義の修正後、「変換テーブル生成」にてサーバへ配置します。
「転送先設定」で変換テーブルディレクトリを指定してください。変換テーブルは上書きされます。
項目コード変換用CSVファイルの修正、配置
項目コード変換用CSVファイルを修正する必要がある場合は、項目コード変換用CSVファイルを修正後、変換テーブルディレクトリに格納してください。
Formatmanagerクライアントの画面から修正した場合は、「変換テーブル生成」にてサーバへ配置します。
利用者プログラムの修正、配置
利用者プログラムを修正する必要がある場合は、利用者プログラムを修正後、変換テーブルディレクトリに格納します。
XML用利用者プログラムの修正、配置
XML用利用者プログラムを修正する必要がある場合は、XML用利用者プログラムを修正後、変換テーブルディレクトリに格納します。
バリデーションポリシーファイルの修正、配置
バリデーションポリシーファイルを修正する必要がある場合は、バリデーションポリシーファイルを修正後、変換テーブルディレクトリに格納します。
DTDファイルまたはXML Schemaファイルの変更、配置
DTDファイルまたはXML Schemaファイルを修正する必要がある場合は、修正したDTDファイルまたはXML Schemaファイルを変換テーブルディレクトリに格納します。
FEDITシステムパラメタ定義ファイル、環境設定ファイルの修正、配置
FEDITシステムパラメタ定義ファイル、環境設定ファイルを修正する必要がある場合は、各ファイルを修正後、変換テーブルディレクトリに格納します。
活性変更コマンドの発行
活性変更コマンドを発行します。これにより変換テーブルディレクトリに格納した資材がFormatmanager変換機能のメモリ上に展開されます。