移行中に保管データベースの作成に失敗した場合は、保管データベースを削除し、保管データベースの再構築を実施してから再度、移行処理を行います。
注意
移行ツールの実行後、保管フォルダ構成情報ファイルの情報を保管データベースへロード中にエラーとなった場合は、本手順に従って、再移行を実施します。
再移行の手順を以下に示します。
同一サーバへ移行する場合は、List Worksサーバの環境を退避したバックアップファイルがあることを確認します。
異なるサーバへ移行する場合は、移行元サーバに帳票資源があることを確認します。
移行先サーバの環境を、受信/保管/印刷/ファイリング/装置フォルダ、および印刷資源を削除して、移行前の状態に戻します。
保管データベースの再移行のため、List Worksサービスが動作中の場合は、List Worksサービスを停止する必要があります。
lwserverコマンドを使用して、List Worksサービスを停止します。
lwserverコマンドの詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。 |
以下の手順で、保管データベースを削除します。
端末エミュレータより「dbca」コマンドを実行します。
→Database Configuration Assistant が起動され、【ようこそ】ダイアログボックスが表示されます。
【次へ】ボタンをクリックします。
→【操作】ダイアログボックスが表示されます。
「データベースの削除」を選択し、【次へ】ボタンをクリックします。
→【データベース】ダイアログボックスが表示されます。
データベース一覧から削除する保管データベースを選択し、【完了】ボタンをクリックします。
→削除を確認するメッセージボックスが表示されます。
【はい】ボタンをクリックします。
→保管データベースが削除されます。
異なるサーバへ移行する場合は、再度、帳票資源を移行先サーバへ複写します。移行前の状態を保持するため、複写した資源に対して、移行元と同じアクセス権を設定します。
再度、Database Configuration Assistantから保管データベースの構築を行います。
構築手順については、“3.3.2 Oracleデータベースの環境設定”を参照してください。 |
移行ツールを実行します。
lwserverコマンドを使用して、List Worksサービスを起動します。
lwserverコマンドの詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。 |
異なるサーバへ移行する場合は、受信/印刷/ファイリングフォルダ(保管フォルダ以外)を作成します。