V7.0L10以降から本バージョンへ移行する場合の手順を、基本的なパターンで説明します。
旧バージョンのList Worksを、移行元と同じサーバ機に移行するパターンです。List WorksをSE環境からSE環境へ移行、SE環境からEE環境へ移行、EE環境からEE環境へ移行する場合のいずれも共通の作業です。
移行手順については、“7.2.1 同一サーバに移行”を参照してください。 |
旧バージョンのList Worksを移行元とは異なるサーバ機に移行する際に、格納先を移行元と同じ格納場所にするパターンです。List WorksをSE環境からSE環境へ移行、SE環境からEE環境へ移行、EE環境からEE環境へ移行する場合のいずれも共通の作業です。
移行手順については、“7.2.2 異なるサーバに移行(移行先は同じ構成)”を参照してください。 |
旧バージョンのList Worksを移行元とは異なるサーバ機に移行する際に、格納先を異なるドライブなどに変更するパターンです。List WorksをSE環境からSE環境へ移行、SE環境からEE環境へ移行、EE環境からEE環境へ移行する場合のいずれも共通の作業です。
移行手順については、“7.2.3 異なるサーバに移行(移行先は別構成)”を参照してください。 |
SEの環境からEEの保管フォルダの共有運用、または、クラスタシステムでの運用を行う環境に移行するパターンです。
移行手順については、“7.2.4 SEの環境からEEの保管フォルダの共有運用、または、クラスタシステムでの運用を行う環境に移行”を参照してください。 |
運用環境によって該当する移行手順の参照先を、以下の表に示します。
移行元 | 移行先 | ||||
---|---|---|---|---|---|
SE、EE(保管フォルダの共有運用、クラスタシステムでの運用を除く) | EE(保管フォルダの共有運用、クラスタシステムでの運用を含む) | ||||
同一サーバ | 異なるサーバ | 同一サーバ | 異なるサーバ | ||
SE | 7.2.1(注1) | ||||
EE | 保管フォルダの共有運用、クラスタシステムでの運用を除く | 7.2.1(注1) | |||
保管フォルダの共有運用、クラスタシステムでの運用を含む | - | - | 7.2.1(注1,注2) |
OSをアップグレードする場合は、“7.5.4 同一サーバ内での移行にOSのアップグレードを伴う場合”を参照してください。
サーバを追加する場合は、合わせて“7.5.5 保管フォルダの共有運用において、新たにサーバを追加する場合”を参照してください。
保管フォルダ内にすでに格納されているList Works帳票を、追加で移行するパターンです。
移行手順については、“7.2.5 追加移行”を参照してください。 |
Oracleデータベースのキャラクタ・セットを「JA16SJIS」から「JA16SJISTILDE」に移行するパターンです。
移行手順については、“7.2.6 キャラクタ・セット「JA16SJIS」から「JA16SJISTILDE」に移行(Oracleデータベースの場合)”を参照してください。 |
移行先のアクセス権については、移行元と同じになります。なお、8.0で追加されたアクセス権「帳票一覧への表示」は、必ず付加された状態で移行されます。
注意
保管データベースにOracle 8i、Oracle 9i、Oracle 10gを使用していた場合、Oracle 11g、Oracle 12cにバージョンアップする必要があります。
Oracleデータベースのバージョンアップについては、“Oracle Databaseのマニュアル”を参照してください。 |
また、List Worksの移行に伴って発生する運用形態ごとの作業や、移行と同時に運用形態を変更する場合に発生する作業についても、以下の項目をあげて説明しています。
帳票出力側の環境設定
扱う帳票を変更する場合
ユーザ認証方法を変更する場合
仕分けの配信先サーバを移行する場合
各説明の詳細は、“7.5 List Worksの移行に伴う作業”を参照してください。 |