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Interstage List Works V10.3.1 環境構築手引書
FUJITSU Software

7.2 V7.0L10以降からの移行

V7.0L10以降から本バージョンへ移行する場合の手順を、基本的なパターンで説明します。

基本的なパターンには、以下のパターンがあります。

同一サーバに移行

旧バージョンのList Worksを、移行元と同じサーバ機に移行するパターンです。List WorksをSE環境からSE環境へ移行、SE環境からEE環境へ移行、EE環境からEE環境へ移行する場合のいずれも共通の作業です。

移行手順については、“7.2.1 同一サーバに移行”を参照してください。

異なるサーバに移行(移行先は同じ構成)

旧バージョンのList Worksを移行元とは異なるサーバ機に移行する際に、格納先を移行元と同じ格納場所にするパターンです。List WorksをSE環境からSE環境へ移行、SE環境からEE環境へ移行、EE環境からEE環境へ移行する場合のいずれも共通の作業です。

移行手順については、“7.2.2 異なるサーバに移行(移行先は同じ構成)”を参照してください。

異なるサーバに移行(移行先は別構成)

旧バージョンのList Worksを移行元とは異なるサーバ機に移行する際に、格納先を異なるドライブなどに変更するパターンです。List WorksをSE環境からSE環境へ移行、SE環境からEE環境へ移行、EE環境からEE環境へ移行する場合のいずれも共通の作業です。

移行手順については、“7.2.3 異なるサーバに移行(移行先は別構成)”を参照してください。

SEの環境からEEの保管フォルダの共有運用、または、クラスタシステムでの運用を行う環境に移行

SEの環境からEEの保管フォルダの共有運用、または、クラスタシステムでの運用を行う環境に移行するパターンです。

移行手順については、“7.2.4 SEの環境からEEの保管フォルダの共有運用、または、クラスタシステムでの運用を行う環境に移行”を参照してください。

運用環境によって該当する移行手順の参照先を、以下の表に示します。

移行元
(List Works V7.0L10以降
クライアントサーバ運用)

移行先

SE、EE(保管フォルダの共有運用、クラスタシステムでの運用を除く)

EE(保管フォルダの共有運用、クラスタシステムでの運用を含む)

同一サーバ

異なるサーバ

同一サーバ

異なるサーバ

SE

7.2.1(注1)

移行先が同じ構成:7.2.2
移行先が別構成:7.2.3

7.2.4

7.2.4

EE

保管フォルダの共有運用、クラスタシステムでの運用を除く

7.2.1(注1)

移行先が同じ構成:7.2.2
移行先が別構成:7.2.3

7.2.4

7.2.4

保管フォルダの共有運用、クラスタシステムでの運用を含む

7.2.1(注1,注2)

移行先が同じ構成:7.2.2
移行先が別構成:7.2.3(注2)

注1:

OSをアップグレードする場合は、“7.5.4 同一サーバ内での移行にOSのアップグレードを伴う場合”を参照してください。

注2:

サーバを追加する場合は、合わせて“7.5.5 保管フォルダの共有運用において、新たにサーバを追加する場合”を参照してください。


追加移行

保管フォルダ内にすでに格納されているList Works帳票を、追加で移行するパターンです。

移行手順については、“7.2.5 追加移行”を参照してください。

キャラクタ・セット「JA16SJIS」から「JA16SJISTILDE」に移行(Oracleデータベースの場合)

Oracleデータベースのキャラクタ・セットを「JA16SJIS」から「JA16SJISTILDE」に移行するパターンです。

移行手順については、“7.2.6 キャラクタ・セット「JA16SJIS」から「JA16SJISTILDE」に移行(Oracleデータベースの場合)”を参照してください。

移行先のアクセス権については、移行元と同じになります。なお、8.0で追加されたアクセス権「帳票一覧への表示」は、必ず付加された状態で移行されます。

注意

保管データベースにOracle 8i、Oracle 9i、Oracle 10gを使用していた場合、Oracle 11g、Oracle 12cにバージョンアップする必要があります。

Oracleデータベースのバージョンアップについては、“Oracle Databaseのマニュアル”を参照してください。

また、List Worksの移行に伴って発生する運用形態ごとの作業や、移行と同時に運用形態を変更する場合に発生する作業についても、以下の項目をあげて説明しています。